365日?いいえ365年の刑期です・・・。 | hiroチャンのブログ

365日?いいえ365年の刑期です・・・。


 1978年

ニューヨークで連続殺人を犯した"Son of Sam"ことデビッド・バーコウィッツに懲役365年の判決が下る。

【デビッド・バーコウィッツ】
David Berkowitz
別名:サムの息子
生誕:1953年6月1日
アメリカ合衆国・ニューヨーク ブルックリン区
有罪判決:殺人罪
判決:懲役365年
犠牲者数:6人
犯行期間:1976年・1977年
逮捕日:1977年8月10日

デヴィッド・リチャード・バーコウィッツ(David Richard Berkowitz, 1953年6月1日 - )はアメリカ合衆国の連続殺人者。1976年から1977年にかけて、ニューヨークを恐怖のどん底に陥れた。
ニューヨーク・ブルックリン区の出身。本名はリチャード・デヴィッド・ファルコ(Richard David Falco)だったが、夫と別居状態にあった実母が不倫の末にもうけた子だったために生まれてまもなく養子に出されてファーストネームとミドルネームを入れ替えた新しい名を与えられた。
学校では問題児で、学習の意欲を無くすと共に非行に走るようになり、窃盗・放火癖を持つようになった。さらに、養母の病死に伴い養父が再婚したことにより、家庭とも疎遠になっていく。1971年にアメリカ陸軍に入隊し、ベトナム戦争への参加を拒否したために代わりとしてアメリカ国内の基地や韓国の米軍基地で勤務。1974年に名誉除隊。その後は1977年に殺人罪で逮捕されるまで郵便局員として勤務。
1976年から1977年にかけて、ニューヨークで若い女性やカップルら13人を44口径の拳銃やショットガンで銃撃(一人は刃物で刺)して6人を殺害し、8人に重軽傷を負わせた。被害者に性的暴行を加えておらず、金品も奪わなかったが「サムの息子(Son of Sam)」 という名でマスコミや警察に支離滅裂な内容の手紙を送りつけ、町を恐怖のどん底に突き落とした。 1977年8月10日、ニューヨーク市に隣接するヨンカーズで逮捕される。その後、殺人とともに2000件の放火を自供、その模様を詳しく記録していた。裁判では、弁護側は精神異常による無罪を主張したが、陪審は有罪を評決し、懲役365年となった(ニューヨーク州に死刑がなかったため)。現在も模範囚として服役している。


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2016年
フロリダ銃乱射事件が発生。容疑者1人を含む50人が死亡し、アメリカの銃乱射事件で過去最悪の犠牲者数を出す大惨事となった。

【フロリダ銃乱射事件】
場所:アメリカ合衆国フロリダ州オーランド
標的:同性愛者
日付:2016年6月12日午前2時から午前5時頃
概要:銃乱射事件
武器:SIG SAUER MCX、グロック17
死亡者:50人(容疑者1人を含む)
負傷者:53人
犯人:フロリダ州在住の男

フロリダ銃乱射事件とは、2016年6月12日未明にアメリカ合衆国フロリダ州オーランドにあるゲイナイトクラブで発生した銃乱射事件。

フロリダ州オーランドのゲイナイトクラブで男がAR-15シリーズの自動小銃を乱射した後、店内に立てこもった。約3時間後に特殊部隊が突入し、男は射殺された。これにより容疑者を含む50人が死亡し、53人が負傷した。これは銃乱射事件の被害としては2007年のバージニア工科大銃乱射事件を超えてアメリカの犯罪史上最悪となった。
容疑者はアフガニスタン系の両親を持つ、フロリダ州在住の男で、過激派との接触があったとしてFBIにより事情聴取を受けたこともあった。
男は犯行中の午前2時22分頃に警察に緊急通報をした際、ISILに忠誠を誓う発言や2013年のボストンマラソン爆弾テロ事件への関与をほのめかす発言をしており、ISIL系のサイトも「ISの戦士が実行した」と事実上の犯行声明を出している。更に同ナイトクラブが同性愛者が多数集う場所で、日頃より男に同性愛者を嫌悪する発言が目立っていたためヘイトクライムの可能性を男の両親やCNNが指摘している。

容疑者の男は、アフガニスタン系の両親を持ち、1986年にニューヨークで生まれ、フロリダ州フォート・ピアスで育った。
フロリダのインディアンリバー州立大学で刑事事件の科学鑑定に関する学位を取得した後、警備会社G4Sに勤務し、富裕層が暮らす高級住宅街で警備の仕事をしていた。
2009年にネットで知り合った女性と結婚したが、「洗濯が終わっていない」などの理由で日常的にドメスティック・バイオレンスを繰り返すなどして数ヶ月で離婚した。その前後からサウジアラビアのメッカに巡礼するなど、イスラム教への傾倒が強くなっていったという。また、その後再婚して息子1人をもうけた。
父親によると、マイアミに彼が妻と子供と行ったときに、2人の男がキスしているのを見たことに激怒しており、「宗教とは関係なく、同性愛への嫌悪が背景になったのではないか」と推測している。
容疑者は、襲撃したナイトクラブの常連客であったと報じられている。

バラク・オバマ大統領はセクシャルマイノリティが襲撃のターゲットとなったことについて、この犯行を「テロ(恐怖)とヘイト(憎悪)の行為」であると断罪した。

2016年6月12日時点で民主党の次期大統領候補となる予定のヒラリー・クリントンと、共和党の次期大統領候補となる予定のドナルド・トランプは両者とも犯行を批判する声明を出している。

安倍晋三首相は、「卑劣なテロは断じて許すことができない。強く非難する」「日本は、米国国民と共にある。米国、米国国民に対して強い連帯の意を表明する」との声明を発表し、同様のメッセージをオバマ大統領へ宛てた。

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