MAD MAX | hiroチャンのブログ

MAD MAX


【ジョージ・ミラー】
George Miller

オーストラリアのプロデューサー、映画監督、脚本家。弟のビル・ミラーも『ベイブ』などの製作で知られる映画プロデューサーである。 



生年月日:1945年3月3日
出生地:オーストラリア クイーンズランド州ブリスベン

職業:プロデューサー、映画監督、脚本家 



《受賞》
アカデミー賞
長編アニメ映画賞
2006年『ハッピーフィート』
ニューヨーク映画批評家協会賞
アニメ映画賞
2006年『ハッピーフィート』
ロサンゼルス映画批評家協会賞
監督賞

2015年『マッドマックス 怒りのデス・ロード』



外国語映画賞
1982年『マッドマックス2』 

アニメ映画賞
2006年『ハッピーフィート』
放送映画批評家協会賞
監督賞
2015年『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
英国アカデミー賞
長編アニメ賞
2006年『ハッピーフィート』

《略歴》

父方のドイツ人と母方のギリシャ人の家系の子としてオーストラリアクイーンズランド州ブリスベンで生まれる。医者を志して医科大学に進学。学生時代に短編映画を制作し映画コンクールに出品したところグランプリを獲得したのがきっかけで、テレビと映画界で働くようになった。短編を数本制作した後、1979年の映画『マッドマックス』で監督・脚本を担当し、長編映画デビュー。  




『マッドマックス』は、後にシリーズ化され世界的に大ヒットし注目される存在となる。

『マッドマックス』以降は、映画監督以外にもテレビドラマや映画のプロデューサー・脚本家として幅広く活動しており、総合的なプロデューサーとしての役回りが多い。


2006年の『ハッピーフィート』のヒットを受けて、長い間製作が中断されていたといわれるマッドマックスシリーズの4作目『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の製作に取り掛かる用意がある旨のコメントを発表しており、2012年から天候の影響で撮影中断されていた、オーストラリアのブロークンヒルから撮影地をアフリカのナミビアに移して撮影する事となった。また、5作目である続編『マッドマックス ザ・ウエイストランド(Mad Max: The Wasteland)』の制作企画もあり、マッドマックスシリーズは4、5、6と全3部作の制作企画になると言う。


2008年2月には『ジャスティス・リーグ』の実写映画化の製作に取り掛かかろうとしていたが、映画脚本家らがストライキを起こし、撮影に支障ができ、2010年公開を予定していたが間に合わないと判断し、製作のキャンセルを余儀なくされた。 


2016年、第69回カンヌ国際映画祭の審査委員長を務める。

《主な作品》
製作
テレビ
カウラ大脱走 Cowra Breakout (1984年)

囚われた女 Bangkok Hilton (1989年)

映画
君といた丘 The Year My Voice Broke (1987年)

デッド・カーム/戦慄の航海 Dead Calm (1988年) 日本劇場未公開

ニコール・キッドマンの恋愛天国 Flirting (1990年) 日本劇場未公開

ベイブ Babe (1995年) 兼脚本

監督
映画
マッドマックス Mad Max (1979年) 兼脚本  




マッドマックス2 Mad Max2:The Road Warrior (1981年) 兼脚本  






トワイライトゾーン/超次元の体験 Twilight Zone: The Movie (1983年)

マッドマックス/サンダードーム Mad Max Beyond Thunderdome (1985年) 兼製作・脚本   







イーストウィックの魔女たち The Witches of Eastwick (1987年)

ロレンツォのオイル/命の詩 Lorenzo's Oil (1992年) 兼製作・脚本

ベイブ/都会へ行く Babe: Pig in the City (1998年) 兼製作・脚本

ハッピー フィート Happy Feet (2006年) 兼製作・脚本

ハッピー フィート2 踊るペンギンレスキュー隊 Happy Feet2 (2011年) 兼製作・脚本

マッドマックス 怒りのデス・ロード Mad Max:Fury Road (2015年) 兼製作・脚本

アラビアンナイト 三千年の願い Three Thousand Years of Longing  (2022年) 兼製作・脚本 


マッドマックス:フュリオサ  Furiosa  (2024年) 兼製作・脚本   




《受賞》
作品名 映画賞 賞 結果
マッドマックス 怒りのデス・ロード 第4回ボストン・オンライン映画批評家協会賞 監督賞 受賞
第41回ロサンゼルス映画批評家協会賞 監督賞 受賞
第19回オンライン映画批評家協会賞 監督賞 受賞
第19回トロント映画批評家協会賞 監督賞 次点
第89回キネマ旬報ベスト・テン 外国映画監督賞 受賞
第73回ゴールデングローブ賞 監督賞 ノミネート

第21回放送映画批評家協会賞 監督賞 受賞 





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『怒りのデス・ロード』続編映画

ジョージ・ミラー監督は2017年の時点で、新たな「2作分」、つまり『怒りのデス・ロード』続編(5作目)と、その更なる続編(6作目)の脚本を書き上げたと語っていた 。

そのうち1本のワーキングタイトル(製作中の仮称)は『Mad Max:The Wasteland』。ウェイストランド(Wasteland)とは『怒りのデス・ロード』でも舞台となった荒野の名だ。

続編には、強烈なインパクトと火炎を放ったギター男(コーマドーフ・ウォーリアー)がふたたび登場することも示唆されている。


ミラー監督は2019年12月になると、「まだ『マッドマックス』の物語をやり遂げていない」とインタビューに答え、「準備をしているところです」と認めた 。

主人公マックス役を演じたトム・ハーディも『怒りのデス・ロード』後の3本分の出演契約を結んだと伝えられた。ハーディ自身も2018年7月、「ゴーサインが出るのを今も待っている」「(動き出したら)すぐに始めたい」とコメントしている。


もう一方は、シャーリーズ・セロンが演じたフュリオサのスピンオフ映画。『怒りのデス・ロード』以前を描く前日譚となるようで、ミラー監督によれば、「緑の地」でのフュリオサたちの生活がどのようなものだったか、なぜ「鉄馬の女たち」の元から囚われ、シタデルの女性大隊長となったかが描かれるとされる。 

こうしたフュリオサの出自は『怒りのデス・ロード』撮影前に書き上げられており、若きフュリオサ役のオーディションは既に開始。有力候補としては『ミスター・ガラス』(2019)のアニャ・テイラー=ジョイや「キリング・イヴ/Killing Eve」(2018-)の新進気鋭の女優ジョディ・カマーが伝えられている。 


キャスト変更ということになるが、ミラー監督は「シャーリーズをCGで若返らせられればいいとずっと考えていたんですけど、まだ(技術が)その域に達していないと思う」との事情を話している。 


ちなみに『怒りのデス・ロード』でフュリオサを熱演したシャーリーズ・セロン本人は、自分抜きで進められる本企画について「胸が張り裂けそう」と吐露している。「当然、私も物語の続きを観てみたいと思っています」「今回のような選択を下さなければならないと、ジョージ自身が判断したのであれば、私は彼を信じます」と、企画を見守るほかない様子だ。

なおフュリオサのスピンオフ映画には、『怒りのデス・ロード』に引き続き、撮影監督のジョン・シール、プロダクション・デザイナーのコリン・ギブソンが続投。ギブソンによると、『怒りのデス・ロード』では135台の車を開発(本編では88台登場)したというが、「次回作ではそれ以上の数を用意します」と期待を煽っている。撮影時期は2021年ごろを目指しているとのことだった。そして2024年公開となる。



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