今年のマグロの初競りは、誰が?幾らで?競り落とすのか・・・。 | hiroチャンのブログ

今年のマグロの初競りは、誰が?幾らで?競り落とすのか・・・。


【魚河岸初競り】1月5日
各地の魚河岸で競りを開始する。

新年の初物として御祝儀相場が附けられる。


日本の古き良き風習で、重宝されてきた縁起物の初荷。

毎年注目される豊洲市場のマグロ初競りは、買い手同士が譲らず、白熱して値段が上昇するほど「大損するかもしれない」(仲卸業者)というリスクもはらむ真剣勝負だ。一方、命懸けでマグロを釣る漁師にとっては、一獲千金の夢でもある。


2019年の初セリでは、過去最高額で競り落とされた本マグロ(クロマグロ)の価格がニュースで話題となった


今年も間もなく競りが行われる。

2013年には1億5440万円(1本222kg)という異常な価格となり、2014年は736万円(1本230kg)、2015年は451万円(1本180kg)、2016年は1,400万円(1本200kg)、
2017年の初競りは、青森県大間町で水揚げされたクロマグロが7,420万円(@35万円/㎏)で競り落とされた。
落札業者は、2013年に競り落とした「すしざんまい」運営の喜代村氏です。
過去最高値の約半値ではあるもののマグロ1匹に7,000万円以上と聞くと、庶民感覚では非常に高い気がしますが、世界中から築地にくる観光客が初セリを話題にし、マスコミ各社が報道することを広告宣伝費とし加味すると、非常に上手な企業戦略なのかもしれない。

2018年の初競りでは青森県大間町で水揚げされた400㎏の巨大クロマグロが3645万円(@1㎏9万円)で築地マグロ専門仲卸「やま幸」が競り落とした。

一方で大きさより質を重視し、同じ大間産の190㎏を3040万円(@1㎏16万円)で「築地すしざんまい」が単価では最高値で競り落としている。

2019年は東京・豊洲市場(江東区)で開場後初となる新春の初競りが行われた。
午前5時10分、注目された生マグロの競りが鐘の音の合図で開始。この日1番のマグロを狙う仲卸と、競りに参加する権利を持つすしチェーン「すしざんまい」を展開する喜代村(木村清社長)の一騎打ちとなった。
互いに譲らず競り値は上昇し、築地市場(中央区)で最高値だった1キロ当たり70万円を突破。喜代村が同120万円で競り落とし、自らが持つ2013年の1億5540万円の記録を倍値以上で更新した。木村社長は「良いマグロを手に入れられて満足だが、こんなに高値になるとは」と驚きも隠さなかった。

青森県大間産のクロマグロ(278キロ)に3億3360万円の史上最高値が付いた豊洲市場の初競りで、3億3360万円の史上最高値で競り落とされた青森県大間産のクロマグロ。すしチェーン「すしざんまい」を運営する喜代村が落札し、店頭で木村清社長がクロマグロを披露した。

2020年は元号が令和となって初の実施。276㎏の青森県大間産のクロマグロが1億9320万円(1㎏当たり70万円)で落札され、記録が残る平成11年以降では2019年に次ぐ2番目の高値となった。競り落としたのは、すしチェーン「すしざんまい」の運営会社である喜代村。マグロは東京・築地のすしざんまい本店へ、午後2時頃に店頭で木村清社長がクロマグロを披露し解体ショーが披露され、来店客に通常価格で振る舞われた。

2021年は、豊洲市場で2度目となる『初競り』が5日に開かれた。例年注目されるマグロは208.4㎏の青森県大間産のクロマグロがこの日最高値の2084万円で競り落とされた。
例年のような億単位の値は付かなかったが、都によると、統計のある平成11年以来7番目の高値となった。落札したのは仲卸の「やま幸」。
山口幸隆社長は記者団の取材に「妥当な初値。ネガティブなニュースが多い中、いい結果で終わった。いいマグロだと思う」と語った。

2022年1月5日。東京・豊洲市場で今年最初の取引となる「初競り」が開かれた。211キロの青森県大間産クロマグロがこの日最高価格1688万円で競り落とされた。新型コロナウイルスの影響で外食産業が低迷し2021年の2084を下回った。都によると、記録の残る平成11年以降では10番目となる。

落札したのは仲卸の「やま幸」。山口幸隆社長は報道陣にマグロを披露、「脂ののりも色味も良い。コロナで厳しかった外食産業が少し先行きが見通せるようになってきたので、明るいニュースを届けたかった」と話した。今回の価格について、山口社長は「初競りというお祝いごとに適正な価格だ」と話した。マグロは「鮨 銀座おのでら」などを展開する外食グループに提供された。



2023年の一番マグロについて、ある市場関係者は「1億円を超えることはなさそうで、前年並み

(1500万~2000万円程度)になるのでは」と予想。もう少し高値になりそうとの見方もある。候補となる大型の国産天然クロマグロの水揚げが少なかったり、初物を狙う業者が増えたりすれば、大きく上回る可能性もある。マグロに魅せられたプロたちのさまざまな思いが交錯する、そして最初の取引となる「初競り」が開かれた。212㎏の青森県大間産クロマグロがこの日最高値の3604万円で競り落とされた。前年の約2.1倍で、記録が残る平成11年以降で6番目。

落札者は仲卸の「やま幸」と「鮨 銀座おのでら」などを運営する会社が共同で落札した。

最高値のマグロは東京渋谷にある銀座おのでらの系列店で解体され、にぎりずしで8千貫踏んほどになり、国内外の13店舗で5日以降、数量限定にて提供された。


2024年は「5000万円くらい」かぁ?

コロナ対策の行動制限が緩和されて飲食店には客足が戻り、インバウンド(訪日客)も回復している。マグロ初競りはどうなるのか。水産業界では2023年秋、兵庫県でズワイガニ1匹に1000万円の最高値が付く活況ぶりも見られた。


豊洲市場のマグロ初競りは前回、食品スーパーに加え、別の仲卸業者やすし店の連合チームなどの新たな勢力も台頭した。一番マグロは超高額だが、近年は億超えから数千万円に「値下がり」したことで「入手できる可能性があると考える業者もいる」(同市場関係者)とみられ、今年は「初物を欲しがる業者が増えるのでは」(同)との見方もある。マグロを扱う別の同市場関係者も「一番を狙う新たな参加者がいても不思議ではなく、どうも(コロナ下の)前回とは違った雰囲気を感じる」と、新たな勢力図の変化を予感する。


競りでは、買い手が多くなったり、互いに譲らなかったりするほど、値段が上がりやすい。マグロの入荷数が少ない場合に価格が跳ね上がるリスクもある一方、マグロが多く人気が分散すれば、昨年を下回る可能性もある。今年の落札額について、豊洲市場関係者からは「昨年(3604万円)を上回り、5000万円くらいになるかもしれない」との声も上がっている。

候補となる200キロ級の大型クロマグロの水揚げにも期待がかかるが、荒波に向かう漁師を心配する声もある。競りが過熱し、一獲千金を夢見る漁師が「マグロを取るために無理をして事故を起こすことがあってはならない」。


新年の一番マグロは、誰の手に渡るのか。「初荷」を祝う1年の幕開けが迫っている。


1番マグロは貰ったニャー!! 


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