一途な純愛か・・・、それとも狂気の愛欲か・・・。
1936年5月18日
その事件は起きた・・・。
【阿部定事件】
仲居であった阿部定が、東京市荒川区尾久の待合で、アレの最中に愛人の石田を扼殺し、局部を切り取った事件。
定は包丁で切り取った彼のナニと玉を雑誌の表紙に包み、5月20日に逮捕されるまで、持ち歩いた。
定は逮捕されると「私は彼を非常に愛していたので、彼のすべてが欲しかった。私たちは正式な夫婦ではなかったので、石田は他の女性から抱きしめられることもできた。私は、彼を殺せば他のどんな女性も二度と彼に決して触ることができないと思い、彼を殺しました・・・」
ナニを切断した理由は「いつも彼と一緒にいたかったためとのこと・・・」
裁判の結果、事件は痴情の末と判定され、定は懲役6年の判決を受け服役。
それは一途な愛なのか・・・?
それとも狂気の愛欲か・・・?
貴方を愛しすぎるあまり・・・。
貴方の愛に溺れる私・・・。
他の女に奪われるくらいなら・・・
いっそ・・・、私だけのモノに。
それが、私の愛のカタチ・・・。
浮気したら切るでぇ~♪
1941年に「皇紀紀元二千六百年」を理由に恩赦により出所。
釈放後は名前を変え普通の生活をおくり、サラリーマンの男性と結婚したが(未入籍)、事件を扱った出版物が原因で、男性は自分の妻が阿部定だと知ることになり破局。
再び各地で仕事を転々とするも、1971年に置き手紙を残し、姿を消した以降の消息及び生死は不明となっている・・・。
証拠品のナニは大学に送られた後、一般にも公開されたとか?
(-_-;)あえて公開する意味があったのだろうか?
愛されすぎる男は罪やなぁ~♪
(;゜0゜)まだついてる・・・?
「レスリングに、そんな技はありません・・・」
1953年(昭和28年)にもこの阿部定事件と同様の事件が東京都文京区で発生している。また1972年(昭和47年)4月29日にも同様の事件が東京都杉並区荻窪で発生した。アパート2階にて徳島出身の当時予備校生だった旅館の跡取り息子(21歳)と、この旅館の仲居として働いていた女性(32歳)が別れ話のもつれから争い、彼女が彼のアレを包丁で切りつけた。予備校生のアレは皮一枚を残してほとんど切断された状態となり、元通りに縫合する事は困難とされた。これを当時のマスコミは「昭和の阿部定事件」と騒ぎ立てた。
1954年に大阪府の被差別部落出身の女性教師が結婚差別を受け、硫酸で恋人の局部を焼く事件が発生(硫酸事件)。「第二のお定事件」と報じられた。
ここでは切り取られたモノをナニとかアレとか表現したが、当時のマスコミもあの部分を活字でどの様に表現するか苦慮したようである。リアルには書けないし・・・。
【純愛】【愛玩】【愛顧】
【愛護】【愛好】【愛憎】
【愛着】【遺愛】【恩愛】
【敬愛】【慈愛】【鐘愛】
【情愛】【仁愛】【性愛】
【寵愛】【溺愛】【熱愛】
【博愛】【偏愛】【盲愛】
【恋愛】【情愛】【友愛】
【父性愛】【母性愛】【愛情】
【異性愛】【隣人愛】
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