片づけたいのに片づけられない!~その原因は自己肯定感!~

片づけたいのに片づけられない!~その原因は自己肯定感!~

巷にあふれる片づけ本。うちに何冊もあるけど・・教科書のとおりになんかならない。体がどうしても動かない。三日坊主どころか一日坊主。なぜ?そんな我が家で、私が気づいたことをツラツラ綴ります。

こんにちは。

 

自己肯定感向上片づけカウンセラー・のぶです。

 

 

今日のテーマは、片づけと自己との向き合いの関係です。

 

片づけをすることで、自己と向き合うことができる、

この2つの関係性はとても深いと考えています。

 

恥ずかしいですが、私のことを少し。

私自身は、少々毒性のある家庭環境だったこともあり

子どものころから自分自身の内側に目を向けると

言葉にするのは難しいのですが

常に「混乱」というような感覚?状態でした。

 

自分が自分であること、

そうした自分が親や社会から認められている

 

こういう感覚がない状態・・

自分は何者?という混乱状態です。

 

 

 

その頃の私の部屋の状態は、

まさに物に埋もれた状態でした。

 

 

 

でも、居心地はよかったのです。

そこが唯一の自分の居場所であったし、

自分の好きなもの、世界に埋もれている空間に

「安心」を得ることができていたのだと

今振り返ればわかります。

 

 

今、その当時の自分の部屋に住みたいかといえば

答えは「NO」ですw

 

今は、物のないシンプルな生活を理想としていて

道半ばですが密かにミニマリストを目指していますw

(家族がいるので、自分勝手にはできませんが)

 

この変化は、やはり大人になり

親や実家と離れたことが大きく影響しているからでしょう。

 

 

  過去との感情的つながりを断つ

 

かつての私がそうだったように

物に埋もれた状態が落ち着くという人は多くいますし

それが悪いことだとも思いません。

 

 

それはまだその方が、過去の出来事や環境への

「感情的つながり(感情のアタッチメントというようです)」があり

そのつながりを断つ、断てる段階ではないのかもしれません。

 

 

人の心は複雑です。

 

よく、「いつまで昔のことに拘っているの?」というような言葉をききますが

これは結構きつい言葉ですよね。

 

誰しもできれば過去にいつまでも拘りたいとは思っていないと思います。

 

次のステージに進んで、楽しく人生を謳歌したいなぁと思うのではないでしょうか。

 

ただ、すぐ次、と行ける人とそれがなかなか難しい人がいるということです。

 

幼少のころから承認欲求が満たされていて

自己の確立(アイデンティティ)ができてきた人達からすれば

変化は比較的かんたんだとは思いますが、

自己肯定感の低い方にはハードルが高めなんですよね。

 

 

だから、モノに埋もれて安心している状態であれば

無理にそこから引きずり出すこともないわけです。

 

その方のタイミング、というものがありますので

その人ではない外野が決めることではありません。

 

 

でも、そういう環境下でも片づけたいと考えている方は

その方の心が、次のステップに移るタイミングに来ていると思うわけです。

 

 

  片づけは自己と向き合うのに適している

 

自己に向き合うには片づけは最適なツールです。

 

 

片づけたいなぁという感情が湧き始めたら

少しずつ、感情的なつながりを断ち切っていきましょう。

 

物を捨てる、整理するとはそういう事だと思います。

失敗したり、後戻りすることもOKです。

 

 

 

唐突ですが、我が家の息子は容赦なく捨てますw

 

今はもう一緒に暮らしてはいませんが

彼は、中学でいじめにあい、その影響か

高校でも一匹狼的なとこをがありました。

 

親族からの期待も大きかったし、それに応えたいという

素直な子でしたから、なおさらウチに秘めた思いがあったのかもしれません。

 

それらの影響なのか、

高校生の頃は定期的に部屋の大掛かりな片づけを行い

彼の生活に不要なものは容赦なく(まさにこの表現)捨てていました。

 

いや、もう少し考えようよ~と言いたくなるくらいでしたが(言ったかも)

それくらい断固片づけ!を行っていました。

 

 

でもそのせいか、それ以降の彼は非常に前向きで

過去や現在ではなく常に未来に視線を置いています。

 

 

片づけをして、空間ができていくと、良い気が流れ始めます。

 

良い気に身を置けば、心に余裕が生まれはじめ、

自己との向き合いができるようにはります。

 

 

人それぞれの、今の立ち位置に沿う形で

少しずつでも空間を作ってみてくださいね。

 

きっとステップの変化を実感するはずですよ!

 

今回はここまでです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。