高齢の親から「四輪電動バイクに乗りたい」と言われた時の会話で実践したこと、老いについて考えた事 | カラフルな自分を好きになって自分も子育ても豊かに楽しむ☆ 勇気づけ色彩心理セラピスト・ゆかっち(オンライン・大阪・兵庫・京都・奈良)

カラフルな自分を好きになって自分も子育ても豊かに楽しむ☆ 勇気づけ色彩心理セラピスト・ゆかっち(オンライン・大阪・兵庫・京都・奈良)

『自分や周りの大切な人と豊かに過ごしていきたい!』そんな人を、色彩、NLP、エニアグラム、勇気づけの心理学から全力で応援。【夫婦関係・家族・親子・組織・友達関係・子育て オンライン・大阪・奈良・兵庫・京都】

豊かでしなやかな

その人らしい人生を育くんでいける人を増やしたい。

自由と多様性 大好き 

ゆかっち です

 
 
 

    

⇒ ホームページ   
⇒ 
ライン登録 @810zecwd    

 ↓  

       
⇒ 現在提供中のメニュー     

 

 

昨年、一昨年前と、股関節と腰の手術をした母

調子がまだイマイチ

歩行もバランス悪いし

痛いを理由に動かない

 

 

責めてるんじゃないですよ

 

痛みって、本人や同じ痛みを知っている人しか

理解できないものだと思うから

 

痛い

 

を理由とされると、こっちは何も言えない。

 

人工股関節と

脊柱管狭窄症の手術のあと

痛みがほとんどなく暮らしている

ひともたくさんいてるだろうけど

うちは、(まだ)違うみたい。

 

痛いそうなので、

外出の機会も減りました

 

そして このコロナ

 

母のお友達も

外出を控えているのもあって

母の発散の場が激減したため

母はエネルギーを持て余している感じだ。

 

最近はとくに、

顔を合わすたびに、

母のマシンガントークを聞くのがパターンです

 

 

 

(決めつけるわけではなくて

結果的に、こたえ合わせとして)

母の基本システムは

ソウルカラー®診断では基本的に赤

 

ストレートじゃないけど、赤は赤

また、オレンジ色が絡んでくるから、よりキャラ立ちしてくる。。

 

いま学んでいる占星術では

なんと太陽と月の両方が活動宮

しかけるけど、やりっぱなし。。

 

そりゃ、じっとしていられません。。。

 

ちなみにエニアグラムではタイプ4。

ネガティブになって落ちるときは

こっちまで引きずられるくらいダークな感じ。。

 

 
※麹屋さんがやってるカフェ
※お肉にかかっているタレ、めちゃうま!!
友達とランチいってきました。
 
※堺の麹屋さん

 

そんなことを知らなかった昔は

ムカついて仕方なかったけど

いまは、母の基本となるシステムを知ってるから

おおかたのことは適切に受け留めて

関われるようになりました。

 

 

しかし!!

 

 

最近になって母が言い出したことに

娘一同、「賛成できないーー」

ということがありました。

 

 

歩行の時に痛む大腿骨と腰の痛みが

辛すぎるものだから

シルバーカーに乗りたい!

と言い出した。。。

 

 

 

 

 

・危ないやんー。

・もらい事故するかもー。

・視界、大丈夫?ちゃんと、見える?

・傾いて倒れたら自分で起き上がれる?

・自宅のガレージのシャッターを一人で開け閉めできる?

 

頭のなかに、矢継ぎ早に出てきます。

 

 

母の友人(要支援2)がレンタル(介護保険で)

使用してるんですって。

それを見て、めっちゃ羨ましいねんと。。。

 

街ブラが好きだった母

とくに百貨店が大好きだった

しょっちゅうお友達と

梅田や心斎橋へ足を運んでた けど

手術以降は、片手で数えるほどしかいない

 

自転車にも乗れなくなったので

モヤモヤ・イライラしてる気持ちがあるようで。。

 

 

 

こんな乗り物に乗りたいと言われたとき

妹Rちゃんは、間髪入れず

 

「危ないで! 乗車中に転倒したらアタマぶつけて終わりやで」

と、まっさきに 否定 から入る返事。

 

「もらい事故、いっぱいあるよ。」

「自宅ガレージから出すとき、シャッター自分で開閉できる?」

次々と、矢継ぎ早に言葉が出てる。。

 

気持ちわかるよーー!Rちゃん。

そやけど、それやったら、逆効果~・・・。

 

まずは、聴いて共感や~ん笑い泣き

 

「なんで、アカンの?!アレに乗ったら、バスの乗降の時も

カートをたたまなくていいし、行動範囲広がるやん!」

「あんたらの力借りなくても移動できるやん」

「この痛みが分からんから、そういうこと言うんやで、あんたらは!」

 

と、結構~、怒り気味。

 

そうよねー

気持ち出しきれずに、NGされたら

それに反発する気持ちが育つよなー

特に、この母は、、笑い泣き

 

 

昔の私なら、妹に加勢して

反対意見を一緒に言って、何とかして阻止してたと思う。

聞かずして、NG!って

 

けど、

いまは少しは成長したので 違いますよ~爆  笑

 

 

「そうやんな、乗りたいよなぁ。

 足痛くて、つらいもんな」

「あの乗り物に乗ったら、色んなところ

自分の好きな時にいけるし便利よな、」

「人の手を借りずに動いてみたいって気持ちあるし

 やってみたいよな。」

「人にお願いしなくて好きなように動き回りたいよな」

 

そういう言葉を返せるようになりました。

 

 
※世界な車窓から、でバンコクがやってた
 懐かしい💛
 
 
 

母の気持ちを自分事のように受け留めて

いろんな想像をしながら言葉を発します。

 

 

すると、母は

 

「そうやねん。もっと介護度が上がったら

すんなり医師のOKがでるかも知れないけど

そんなヨボヨボなったら、表に出る機会も減るから

まだ元気な今のうちに、好き勝手に動きたいねん」

 

 

 

かあさん、ごもっともやね。。。

 

 

母の切なる気持ち、ヒシヒシ伝わってきました。

 

「じゃぁさ、一度ケアマネに言って、試乗させてもらったら?

 実際に乗ってみて、母さんの方が怖いーとかなって

 止めるとかも知れんし、どんなものか持ってきたもらったら?」と。

 

すぐに母は目をランランとさせて、スマホで連絡先を調べ出した。

 

「これやったら、近所の喫茶店でモーニングのハシゴも

できるかもなー。ご無沙汰してる友達とも会えるやん」

と、私は母に言った。

 

もしレンタルすることになるときは、

口酸っぱいくらい、注意することを

きちんと話さなくては、、、と思っていました。

 

 

そのまえに

 

「ちょっとまって、おかさん、ひとつ聞いて良いー?」

私は一つ気になっていたことを聞いてみた

 

 

「この乗り物にのって近所出歩くことに対して

抵抗はもうないの?」と。

 

そう、

 

不自然な歩き方になった自分の姿を

近所や知り合いや友達に見られたくない

母は、ずーっと言っていたんです。

こんなみっともない姿、誰にも見られたくない

って。

 

 

だから、四輪の高齢者バイクに乗りたいってことは

まわりからの目を気にしなくなったんだ

抵抗がなくなったんだー

と、私は勝手に理解していたんですラブ

 

とうとう、この時がきたかーウインク なんて☆

 

 

 

あ・・・

 

何かを思い出したような表情の母

 

出た ことばは、

 

 

「うち、やっぱり いいわ。やめとく。」

 

と、あっさり。。。

 

 

「えーー?! なんでなん?どうしたん?」

 

もうめっちゃビックリー

なんでーー?びっくり

さっきまでの意気込みは、

いづこへ??

 

 

 

聞くと

 

母、

目立つから、嫌やわ、うち。 

 自分の不自由な姿、見られるの、嫌やねん

 だから、もう、ええわ。たぶん、ずっと乗らん。」

 

 

え? ずっと って?(笑)滝汗

 

 

そのくらい、恥ずかしい気持ちになりたくない

という気持ちなんでしょうね。

 

とっても正直な気持ち


気づけなくてごめんね

すっかり乗り越えたと思ってたけど

違がってたね。


 

そういえば、

半身不随になった父も、

同じことを言ってたってけな。。。

 

 

 

乗りたいけど、乗れない、、、

 

そんな自分の気持ちの葛藤

 

胸の奥がチクって痛くなりました。。。

 

 

「そうなんや。。お母さんのなかに、そういう気持ちがあったんやね。

まだ今の状態で、目立つような様子で表を出歩くのは

ちょっと抵抗あるんやね。 無理せんでええんとちゃう~?
また良くなったら乗りたい!って思うかも知れんから

そのときはまた教えてな~」

 

 

「そうやねん。うち、自分の不自由な姿見られたくないねん。」

まるで何かを思い出したかのように呟いていました。

 

 

 

 

 

こんなやりとりがあってから、いま、四輪電動バイクの話をしなくなりました

 

でも、乗りたいのでしょうね。。

と、いうか、

自由に動きたいのでしょうね。。

 

いま普通に自由に動けている私にしたら

忘れがちな感覚

ですが、失われていくもの

奪われていくものを知っているひとには

歯がゆいモヤモヤした感覚なんだろうな。

 

これが「老い」というものかと思うと

歳をとるのは、嬉しくはないなーって感じます。

 

普通に出来ていたことが

普通に出来なくなってきている親をみていると

 

「有り難い」とか「お陰さま」という言葉の重みを改めて感じています。

 

 

今回の母とのやりとりでは

 

相手の気持ちに共感して

本人の望むことに向けて

思考の整理を少ししつつ、

箇所箇所のいくつか投げかけた

質問によって、

結果、母は、なんだか落ち着いている感じなんですよ口笛

すこし、イライラの度合いがマシになりました。

 

電動カートで出歩きまくりたいだろうけど

自分の状況とココロの気持ちに

気づけたことで、少しソワソワしなくなったのな?

「人は人、自分は自分」

 

 

思いっきり 他人軸の母、

とくに、まわりに影響されやすいので、

客観的に自分を振り返ってもらうことが大事だと感じました。

 

こらからも ちょくちょくあるだろうけど、

私にできることは


話をたくさん聴いて

ちいさな勇気づけをいっぱいしながら、

健全で建設的な親子関係を重ねていくこと。

ときにはめっちゃ失敗するけど、実践あるのみです☆

そうそう、昔の話もいまきちんときいとかなくちゃ。。

 

 

 

では

また!

 

 

 

来週12月曜

ポジティブ心理学の まりちゃん と コラボイベントします!

 

下記の おさるカフェ・オンラインにて開催

 

ライン登録から申し込んでね

  ↓

おさるカフェ・オンライン

 

 

 

 ⇒ ライン登録 @810zecwd    

 ↓