皆さん、こんばんは!

 

 今夜は思考判断する上での基準について恐縮ですが勝手な私見を見つめてみたいと思います。

 

 皆さんは、どのような情報をもとにして、物事を感じ考え判断をしていますか?

 

 私の実家は、朝起きてから夜寝るまでテレビを垂れ流しているような環境でした。

 

 なので、当然というか必然というか、テレビの情報が若年期の私の主要な情報ソースであり、それをもとに思索し行動の判断を下していました。

 

 皆さんは今現在、どのような情報環境に身をおいておられますか?

 

 

 例えば温暖化効果ガス削減、いわゆるCO2削減について、どのようなご見解をお持ちですか?

 

 人類史上ない地球温暖化が二酸化炭素濃度の上昇が原因で急速に進みつつある現在、二酸化炭素を少しでも削減しないと未来に禍根を残すことになる。なのでゴミを減らし、化石燃料の消費を減らし、どれだけ電気代が上がろうとも自然再生エネルギーの推進に協力しないといけない、それが私たちの責任であり義務だ!

 

 たぶんテレビや新聞を情報源にしている方々は、これに近い見解をお持ちではないでしょうか?

 

 そこで今夜はテレビや新聞以外の情報から、CO2削減を例に取り上げてみようと思います。

 

 次のグラフは新聞やテレビでよく取り上げられる気象庁公表の近年の気温上昇変化を示したものです。

 

気象庁|地球温暖化と十年規模変動

 

 いかがですか?

 

 たしかに1890年以降(明治維新以降)、日本の気温は右肩上がりで1度以上上昇しています。このまま二酸化炭素が増えれば益々気温は上昇していき、自然災害が激増してしまうにちがいない!

 

 そうかもしれませんね。

 このグラフ情報を見る限り、そういう判断を下してしまうことは人として必然だと思います。

 

 それでは、一方でもうすこし長い時間軸で気温変化を振り返ってみましょうか。

 

 次のグラフは、イギリス気象庁のデータです。

 時間軸が万年単位となっています。

 

60万年

 

 グラフが小さいので読みにくいかもしれませんが、これは北極の氷を分析した地球の気温情報です。

 

 46億年、地球の心臓である太陽とともに地球という細胞は生き続けてきました。

 およそ10万年ごとに地球は温暖化と寒冷化を繰り返しています。

 今の地球は私たちにとって幸いなことに温暖期になります。

 

 ただ温暖期の最高気温は1000年前(平安時代)に迎え、気温はどんどん下がっていく方向です。

 

 私達を取り巻く二酸化炭素濃度は増えているのに、長い時間軸で見るとなぜか地球の気温は下がっています。

 

 現在は氷河期へ向かう前の小春日和な時のように思えてきます。

 

 昔、昔といっても5500年くらい前ですが、縄文海進といって海面が高い時代がありました。5500年くらい前を境に海面は下がり続けています。これを縄文海退といいます。

 

 5500年前の日本は、東北地方に人口が集中していました。

 これは縄文遺跡の数から判明しています。

 当時の遺跡の9割は関東、東北、北海道にあります。

 西日本にはほとんどありません。

 

 ご存知でしたか?

 

 テレビや新聞、いわゆるマスメディアが流す情報には、必ずその背景があります。

 

 少し考えればわかることですが、私たちが普段口にする言葉、その言葉を発する意図にもなんらかの背景があるはずです。

 それと同様にマスメディアの発信する情報にも背景があります。

 そこには当然ながら多額の投資がされています。

 そしてその投資が損なわれないように、できれば法律に反しない範囲で大いなる利益をもたらすように利益誘導したいという願いが込められています。

 

 

 なのでマスメディア情報を日常的に四六時中浴び捲っていた若年期の私は、完全に利益誘導の一役を担える人材へと導かれていました。

 

 なんせ考える材料が、マスメディアが浴びせかける膨大な情報だけでゲップが出るほど大満足してましたから(笑)。

 

 Co2と温暖化の相関性などもう少し皆さんに情報提供したいのですが、ここまでの情報で地球温暖化ガス悪玉論に疑念を持たない方には、馬の耳に念仏、暖簾に腕押しで、どれだけ情報提供してもあまり意義を見出せないだろうなという勝手な諦観を催してしまいましたので、この辺りで打ち切ります。

 

 結局何を皆さんに伝えたいのかというと、テレビや新聞が浴びせてくる情報に依存する危険性とそれ以外に情報を求める行為の重要性をご認識してほしかっただけです。

 

 またここでも私見で恐縮ですが、Co2削減は完全なビジネス(金儲け)であり、投資効率の低い先進国から投資効率の高い後進国へ排出権取引という仕組みを公認化させて、先進国の資金後進国へ巧みに誘導し、すでに投資済みの後進国(多くは欧米の旧植民地)を発展させ金儲けを企む輩が考えだしたものだと考えています。

 

 皆さんのお考えはどうですか?

 

 世界最大(世界の半分以上)のCo2発生国であるアメリカと中国が取り組まない京都議定書の規約推進へ嬉々として日本は取り組んでいます。

 そしてCo2が予定通り削減できないことを一見(笑)真摯に残念がり、実際に排出権取引で排出したCo2を森林を多く持つ後進国にお金を払って受け取ってもらっています。

 

 これ私たちの税金ですよ、もちろん。

 

 Co2が全く地球温暖化と関係ない事象であるにも関わらずに……。

 

 

 異論反論オブジェクション!

 

 賛否両論色々だと思います。

 

 なので皆さん、情報を自ら仕入れる行動をしてみてください。

 

 その行動にこそ、よりよい未来があります。

 

 判断基準とする情報源をマスメディアとする愚をわかってほしいのです。

 

 マスメディアからは1890年以前の気温情報は決して得られませんよ。

 

 そこには多額の投資がされており、スポンサーへの利益誘導以外の情報は完全にシャットダウンされていますから。

 

 だってあえて指摘するのもなんですが、マスメディアは単なる営利企業でしかないのですからね。

 

 マスメディアはスポンサーに不利な影響の生じない情報はいくらでも提供するでしょうが、それが私たちが求める情報、判断基準となる情報かどうかは、いかがでしょうか?

 

 戦後世代の多くのご家庭は、私と同様のマスメディア情報垂れ流し生活が日常だったのではないでしょうか?

 

 その結果、今の日本のあり様です。

 

 戦後の日本は、日本という国を完全否定することを正義とさせられた国民を作り上げることに精出してきた78年間。

 

 78回目の終戦記念日を迎えるにあたって、あの日が終戦だったのか敗戦だったのか、サンフランシスコ条約を締結した1952年が主権回復の年だったのか正式な植民地化の年だったのか、吉田茂が勝手に結んだ安全保障条約が自主独立した日本の創出だったのかそれとも永年隷属を誓った条約だったのか……。

 

 多くのアメリカ企業の決算期である12月末、その確定した数字が来年世界にどのような風を吹き荒らすのか、そのことをこのお盆の間に調べ考え備えてみてはいかがでしょうか?

 

 アメリカの大統領選挙結果に一縷の望みを託す自分の無力さに辟易してしまいますが、自分にできる一歩を踏み出す勇気と力を明日も継続していきたいと思い願っています。

 

 皆さんにも明日を幸せに生きるための勇気と力が漲りますよう、切に願っています。

 

 読み返していないので今夜の文章がちゃんとテーマに沿ったブログになっているのか不安ですが、まぁ例え支離滅裂なものとなっていても、わかってくれる人には私の伝えたいことが伝わるものにはなってくれていると願いつつ筆を起きます。

 

 台風7号、消え去れ!

 

 それでは皆さん、おやすみなさい。