食品衛生法の改正によって、2024年6月1日から梅干しの製造販売には新たな許可が必要となりました。
生活者の安全を守るうえで必要な改正部分もあると思いますが、製造を断念する梅農家が続出してしまう可能性が高くなり、小さな梅産地および小さな業者は存続の危機に陥ることは間違いないと推測しています。
「誰かのやらかしたことが、誰かの思慮浅い策によって、真面目に働く誰かを潰してしまう。そして国益をも損なっていくことに繋がる」(ヤフーニュースのコメント欄より)
なぜ?そこまでするのか。
「2012年8月に北海道札幌市などで8人が死亡するO157の集団食中毒事件が発生。
すると食品会社が製造した「白菜の浅漬け」が原因だったことを理由に食品衛生法改定に踏み切り、2021年に施行した流れがあるようです。」
最近の傾向として、極まれな出来事に対して責任を回避したい誰かがガチガチの法律で管理するようになってきたことに将来の危機性を感じます。
部分最適で全体でみようとしない。
まじめに真剣に取り組んでいる
弱者に寄り添うことなく、権力やお金に屈してしまう流れが嫌ですね。
道の駅の梅干しは手作り感があり昔の味を思い出させてくれます。
私が好む梅干しは残念ながらスーパーにはありません。
この改正で将来において失うものの大きさは計り知れません。
こうなったら自分で梅干しを作るしかない!