新しい年を迎えもうすぐ折り返し地点を迎える。


これは自分自信の個人的な感覚なのだが、春は春夏秋冬で最も短い。


温暖化の影響なのか、そういう時代なのか、6月を迎えるともう「夏」である。


原子力発電の停止による消費電力の問題がもう目の前に差し迫っているというのに世論は相変わらず呑気だ。


どっかのイケメンが2又しようが俺の生活にはなんの支障もないんだよ。


そんな事より色々と考えないといけない事はあるだろう。


遠い国の勝手な判断によって原油価格は高騰。引退表明したはずの元首相が勝手な判断した遠い国に勝手に訪問。


俺は一言言いたいね。


「行動するならアメリカに行け」


大阪では坂本竜馬を意識した良く分からない人間が権力を使って言論統制。


幕府は負けたからバカにされてるかもしれないけども、俺は徳川幕府の行動を押すね。


何が「今の日本は幕末に似てる!坂本竜馬のような人間が必要だ!」だ。


また戦争すんのか?そんで100年弱の平和を終えてひ孫の代でまた戦争すんのか?


石田との戦争に勝って初めて日本に200年を超える平和が続いたんだ。


どんな理由があるにせよ人が人を殺していいワケがねーだろ。


人が増えたら自然と餓死者が出て結局は関節的に戦争と似た事象が起こるけど両者の差は雲泥の差だ。


自然界の摂理で考えたらよっぽどマシな事象だよ。人間だけじゃなくてジャングルでもアフリカでも同じ事が起こってるからね。


確かに俺は矛盾してるよ。


屋根のある部屋で毎とりあえず飯食って、1日に3回は笑ってる。


余裕がある人間から出るエゴだってのは知ってる。


でも最近の世の中腐ってねーか?


アメリカでさえ慎重に対応してるアジアのジャイアン相手に威嚇でもするかのような尖閣諸島購入計画。


ギリシャ助ける為にIMFが介入だと?ふざけんな。なんでIMFがでてくんだよ。EUのシステムに問題があったんだからフランスとドイツで面倒見ろよ


日本の存在意義はもう世界からしたら金でしか無いんだよ。


恐慌の後ですぐに起こった通貨安競争に日本は負けたんだよ。その後でブロック経済を選ぶ段階で鎖国ってか。


外需に頼る経団連と政府と自分の利益しか考えない官僚と何も勉強せんととりあえずフジテレビと韓国と民主党批判してる国民がバラバラの方向向いてるからまとまんねんだろーが。


ハッキリ言っておくけどね、原発が世界から消えたら、その瞬間に戦争起きるよ。


日本は関係ないとか思ってっかも知らないけど、全然関係なくないからね。


ネトウヨの野郎は絶対に戦争行けよ。俺は行かねーかんな!


誰がこんな国の為に命かけっかよ。


断言するよ。俺が命かけんのは家族と家族の様な他人の為だけ。その他は勝手に殺し合いしてろ


そんで犬みたいに同じところクルクルまわってろ。


資本主義を肯定しながらTPP加入を反対して在日批判してるバカどもはアメリカのウォール街行ってバカ達と一緒にデモでもしてろ。


もう自分でも何が言いたいのか分からんわボケ


頼むからもうデフォルトしてくれ。


社会保障とかそんなのもうどうあがいても無理だろ。


移民受け入れ批判してる奴は少子高齢化問題の具体的な是正案は持ってんだろうな?


なんも考えずにとりあえず身の回りの不幸に対する八つ当たりだけで批判してるバカどもは1年に5人は子供生めよ?


もーなんか知らんけど腹たってきた。大体なんなんだよ!


ケンシロウ弱すぎるんじゃボケ!高確あがってチャンス目2回引いて「もろた」って思った上にリプレイ→中チェの流れやったら期待するやろが!!なんで1回のリプレイで落ちとんねん。


2万使ってやっと当たったと思ったらパンチで死ぬんかい。なんやねん。パンチやぞ?カメハメ派やなくてなんでパンチやねんぼけ


なんで避けへんねん。なんで立てへんねん。もーえーわ。




…とりあえず消費税増税は俺は認めるから今の団塊世代の年金くらいは保証したってくれや。


終戦からの日本の経済成長を支えた立役者なんや。


バブル世代から下で文句しか言わない奴はとりあえずタヒね


そんでゆとり教育の制度を作った世代にも関わらず、且つ年上から「最近の若いもんは…」とか言われながら育ってんのに、まだゆとり世代叩いてるカスはうんこ漏らしながら異次元に飛び込め


そんで「俺達は被害者やし…」とか言いながら目の前の問題から逃げるってオプションしか選べないゆとり世代はもう少し新しい視点から物事を見ろ!できひんなら山の中こもって蛇とか蛙とか食いながら生きろボケ





あースッキリした







季節と時代の流れは早い。

最近もっぱら寒くなり、街は毎年のように「色鮮やかな飾り物」で多い尽くされはじめる。

しかしその「装飾品」は年を取る事に「近くて遠い存在」となり客観的に見る自分を冷めた空気がさらに冷たいモノへと変えていく。



「とんだエンターテイメントだな。」


心のぼやきが外に出る事に何の違和感も感じなくなった。そんな事よりも今は今月の「数字」が最重要課題であり問題だ。




ある朝、僕はいつもの時間に起きた。

そして僕は「いつもの時間」に部屋を出て「いつもの場所」へ向かう。


どうも自分はこの「商社の営業」とやらが向いていないもんだと感じていた。というよりは断定している。


何も生産せずにモノと金を動かしてなんになるってんだ。それでアメリカが世界バブルを崩壊させたんじゃないのか?人の金を稼いでなんになるんだよ…。喜ぶのは株主と役員だけじゃないか…。


はっきり言って八つ当たりだ。そんなのは分かってる。意味が無い事なんて百も承知さ


ただ、もうそう考えるしかないんだ。そんな自分が僕は大嫌いだった



「もうだめだ。俺はきっと社会不適合者なんだ。32才になって営業すら出来ないなんて…。もう残された道は製造の機関従業員しかないか…」



いつにもなく白い膜のはった世界がたまらなく嫌でしょうがなかった。


いつの日からかその膜は僕の視界から取れなくなり


それの無い世界を僕は忘れてしまった。





そう。今日この瞬間までは。




この日、僕はいつものように「いつもの場所」へ向かっていた。


何も考えずにいつものようにアイフォンでビートルズを聴いていた。




もう…死のうかな



そんな社会から見ればどーでもいー事を考えていたその時・・・







その時なにか耳元で誰かの囁きが聞こえたんだ


1980円のイヤホンを貫通して…





「ホントにいいの?」



混乱した。そりゃぁそうさ。不自然でしかない。


僕はイヤホンを耳から外し、辺りを見渡した。





その時僕は気付いたんだ。




空から不自然な一筋の光が目の前に届く瞬間を。



美しかった。ただ、ただ美しかった。


白い膜の中から一片の光の差し込んだその場所に僕は気付けば立っていた。


空を見上げてみる。



…何もない。



でも気のせいじゃない!確かに何かが俺の耳元で囁き、僕の白い膜に光を灯した。


その時僕はふいに足元を見たんだ。



その「違和感」は確実に輝いていた。



黒く輝く、ただ所々に白くも輝く


「これは・・・・毛?」




俺はその毛に触れてみた。



脳内に疾風の如く電気信号が走り、目の前の白い膜が一斉に晴れ、耳からは雑音が消えた。


分かる。脳内麻薬の過剰分泌を体感し自覚した。


その後に目の前が真っ白になり、すぐそこにあったビルや家や道路やクルマ…ありとあらゆる「自分以外」のモノが消え、辺りは「白」で覆われた。




気がつくと僕はその「心地よい場所」に1人で立っていて、何か母親の腹の中を思い出させる…。そんな懐かしい、そして新しい感覚を覚えていた。




「ふぉっふぉ。元気無さそうじゃな。」



その時突然空から声が聞こえたんだ。


以外にも僕はその声にそれ程驚いていなくて


むしろそれを待っていたような気がして。


気がつけば普通に答えていたんだ。


「そう?普通だよ。もう元気なんて抽象的な言葉、忘れてしまっていたんだ。でも少し気が晴れたよ。ありがとう。」




「そうかい。それは良かった。でもじゃ、そんなモノは一時の魔法じゃよ。根本的な解決にはなっとらん。おそらくじゃが、きっと君は3日もたてばまた「死のう」とか言い出すよ。」


「死ぬなんて口だけだよ…。僕はそんな勇気も無いんだ」


僕は嘘をついた


そしてその言葉を嘘と見透かしたかのように空からの声は続けた



「ふぉっふぉ。君が生きてきた32年を否定できる人間はこの世のどこにもおらん。故に君の決断を否定する権利を持つモノもおらん。でもな、あんたが今、自殺でもしたらそれは社会による他殺じゃ。そんなくだらない殺人はワシは許せないのじゃよ。今の君からすればおせっかいじゃろうけどな、生きてりゃこのおせっかいがたまらなく愛しくなる日が来るんじゃよ。」


「なんで必ずとかそんな事軽々しく言えるんですか?僕はそーゆう人の心に土足で入ってくる奴は大嫌いです。」


「そうじゃな。でも土足で入らなきゃ君の家には誰も入らないじゃろう?現に君の家はもうドロドロに汚されているじゃないか。君がいくら自分で掃除してもまた人が汚すんじゃろう。いいかい?これだけは言っておくよ。君は「環境」に対してそれを変える力も順応する力もきっと弱い。でもな、ずっと弱いワケじゃない。人ってのはびっくりするくらい些細な出来事で強くなれるんじゃよ。」


「具体的に話してくださいよ!!そんな抽象的な言葉じゃなくて!!些細な事ってなんなんですか!!」僕はだんだんイライラしてきた。



「…すまないけども、それが何かは人によって変わるからワシは何も言えないよ。でも君は必ず変われるさ。」





そういいながら空から聞こえる声はこう続けた。



「ワシが話した言葉は正直に言うと何の根拠もないよ。でも何も無い事すらも誰かと共有する事によって何かを作り出せるとワシは信じてる。それはきっと君が悩めば悩んだ分だけ出来上がったモノは素敵なモノじゃよ。大きな声で無くても会話は出来る。何も話さなくても恋だって出来る。君が考える程、世界は狭くないし、汚れてもいないさ。」






「あなた…誰ですか?」僕はそう呟いた






その瞬間、辺り一面の「白」が序所に崩れていき、本来持つ色に戻り始めた。



本来の色に戻る過程で追い討ちかのように空からの声が僕に着地した




「大事なのは、君の気持ちも誰かの気持ちも共有する事で価値を持ち、何かをはじめるのに「遅い」なんて事が無い事に君自身が気付く事じゃよ。」








気がつけば僕は「いつもの電車」にのっていた。


辺りは全て元通りになって


やっぱり世界は白い膜で覆われていたのだけれども


いつもより周りにいる人々が鮮明に見えた。





僕はもう自分を信じる事に疲れていたのだけれど


「信じない事」ももうやめようかな。


そう思った。




電車を降りるとやはりそこは「いつもの道」でしかなくて


やっぱり今の僕の最重要課題と問題は今月の「営業成績」なのだけれど



あいも変わらず街中で増える「新しい飾り」を目の前にして


僕は以前と同じ言葉を呟いた。






「とんだエンターテイメントだ」

























今日は暑い日だった。休みなので限界まで寝てやろうと一人で密かにたくらんでいたのだけれど、無情なまでの暑さにその計画はわずか4時間で敗れてしまった。


俺は激怒した。


なぜこんなにも暑いのか?夏の野郎は2011年にまだ未練を残しているとでもいうのか?


もう俺は暑さのあまり日本からの距離で考えるとブラジルより南極の方が近いのになんで気温の変化は南極の方が多いのだろう?とかある意味現実逃避に似た疑問を考えてしまった。


あまりにも答えへと導くヒントが俺の部屋には無さ過ぎたのと腹が減って倒れそうだったのでマクドに行くことにした。




玄関の鍵を閉めようとしたその時




背後に気配を感じた。


本来ならその非現実的なタイミングの良さといい、背後に人がいる等ありえないと考えると思う。


でも俺は疑わなかったし、むしろ確信に近い感覚を覚えていた。



なぜなら俺はその気配が誰のものか気付いていたからだ。




2年前にフラれた綾ちゃん…。

何故そう感じたのか?と問われれば俺は答えられないだろう。

しかし俺は間違いなく綾ちゃんだと確信していた。明確な論理等、必要でないほど俺のインスピレーションは性格で確実でノーリーズンだ。


そう・・・男と女は理屈じゃ語れない。





「なんで…こんなところにいるんだよ」


俺はそう言いながらゆっくりと後ろを振り返った。







しかしそこには誰もいなかった。



そして足元をちらりと見ると、なにやら見覚えのある毛が見えた。



それを見つけたと同時に後ろにいたのは綾ちゃんではない事が分かった。



「ゴリさん…。なぜ俺の家を…」


目の前にある鼻毛は間違いなくゴリさんのメッセージだ。


…俺には分かる。ゴリさんは鼻毛に触れろと言っている。


俺はそのゴリさんの残したメッセージに従う事にした。


俺は静かに右手でゆっくりとその狂おしい程に美しく直毛のゴリさんの鼻毛に触れた。





そこから数分間のはっきりとした記憶はない




ただ何か夢を見ているような感覚だけは分かる。…優しくて柔らかい。そしてその裏に隠れてある人間としての本当の強さ…それから特定外来生物法についての問題についての答えに似たようなものがゴリさんの鼻毛から俺の右手を通じて脳へ語りかけてきた。




「ふぉっふぉ。触れてくれたのかね?どうじゃった?」


「はい。あまりに美しかったもので。なんか今回は優しさと強さ。そして外国の生物が心ない人間のせいで日本で繁殖し、日本古来の生き物の生態系を脅かしている問題について考えさせられました。僕は外来生物を許しません!!」


「そうかい。でもなぁ特定外来世物法はなぁ難しい問題なのじゃよ。あれははっきり言って人間のエゴじゃ」


「なんて事を言うんですか!!いくらゴリさんでも許しませんよ!ブラックバスのせいでめだかや鮎やフナが湖や池から減ってきているんですよ!!」


「ふぉっふぉ。じゃぁ逆に聞くが都会から昆虫が消えた事についてはどう考えておるのだね。最近都心でトンボを見たかね?セミの数が減ったとは思わんのかね?本来セミの幼虫が出てくるはずの土の上が今じゃコンクリートのおかげでセミは外界を知らぬまま土の中で死ぬのじゃぞ。昆虫は良くてめだかはダメなのかい?その境界線はなんなのじゃ?誰が決めるのじゃ?」


「そんなのとんぼの幼虫のヤゴだってブラックバスが食べてしまうし・・・そもそも人間が持ち込まなければそこにいためだかや鮎やオイカワやアマゴやイワナは死ななかったんですよ!どれだけ屁理屈ならべても今回ばかりは譲れません!!」


「ふぉっふぉ。そうかそうか。それよりあんた今何才じゃ?」


「えっ?・・・・25才ですけど。それが何だって言うんですか?」


「ブラックバスはな、今から約85年前、大正14年にアメリカから日本へやってきたのじゃ。君やわしが生まれた頃にはもう日本におったのじゃ。いったいいつになったら日本の魚じゃと認めてくれるのかね?」


「そんなの…ただの屁理屈です。」


「わしはなぁ、外来生物の問題と日本に住む在日外国人の問題は良く似てると思うのじゃ。ブラックバスも問題にされ始めたのはわしは釣り人のマナーの悪さじゃと思っておる。釣り人がゴミを持ち帰り、ルールを守り釣りをすれば、池の水を抜いてブラックバスだけを殺したり、釣りをするだけで通報されたりなんて事はされなくて良かったはずじゃ。在日外国人の方達も、犯罪率が高かったり、ヤクザや右翼やそういう団体との関わりが多いとかそういう問題を無くせば共に生きていけるハズなのじゃよ。」


「ゴリさんは在日のゴミ野郎達までも弁護するのですか!?見損ないましたよ!あいつら内側から日本をのっとろうとしてるんですよ!!日本の文化が危機なんです!」


「ふぉっふぉ。周りをみてみぃ!どこに日本の文化があるのじゃというのじゃ。今君は和服では無く洋服を身にまといマクドナルドに行こうとしているではないのかい?本当に日本の文化を守りたいと謳うなら本当の意味で日本を内側から支配している国家の存在に気付く事じゃな。」


「そいつはどこのどいつなんですか?!韓国ですか?中国ですか?北朝鮮ですか?」


「ふぉっふぉ。各メディアや日本の大手企業の株主情報を見てみると良い。どっかの国の金融関係が絶対に結構な株を持っておるハズじゃ」



「ふぉっふぉ。所詮国家なんてものはな、ホッブズも言っておるが争いを回避する為の国民の支配の代理でしかないなのだよ。でもそれは問題を先延ばしにしているだけのその場しのぎであって、国家の枠を広げるにも限界があるとどっかのお国さんも気付くじゃろう。人間なんてモノは結局はジレンマのかたまりなのじゃ。」


「そういうゴリさんも人間じゃないですか!もちろんみんなハッピーにする力なんて俺にはないのでせめて身の回りの人間くらい俺の力で助けてやりたいですよ!例えその背後で何人泣こうが知ったこっちゃありません!」




「…そうじゃな。でもな、君や身の周りの幸せの裏でもし泣いてる人間がいたとしたら、その事実だけは知っておいてくれないか。何も知らずに他人を不幸にする人間にだけはならないでおくれ。」




それから静かにゴリさんはこう続けた。


「大事なのはな、奪いあう以外にも道はあるんだって事を知る事なのだとわしは思うんじゃよ。」






それから俺はゆっくりと目を覚ました。暑すぎて汗だくになっていたが不思議と気分は晴れていた。


やっぱりこれからパチンコに行こう。そして俺の勝利の裏側に何人もの福沢諭吉が犠牲になっている事をキチンと知ろう



なぜなら今までの経済や国家の成長の背景は、結局は良くも悪くも奪いあいの上で成り立っているからだ。


そして2人の諭吉を犠牲にしてパチンコ屋を出た時にゴリさんの言っている事も少し分かる気がした。


敗者にしか見えない世界もある。


なんだかその世界も悪くない。


そう思えた1日だった。