昨日は茶道のお稽古日でした
昨日の禅語は「瀧」。
元ネタは瀧を詠んだ語句で【瀧 直下三千丈(たき ちょっかさんぜんじょう)】。
「瀧」の最終画を長く下に伸ばしたところが滝を連想させています。
書道をしている者からしたら、やはり象形文字である漢字をこのように
目で楽しめる作品にするのはとてもいいですし、ひとつの理想であります。
さて、昨日も先月教えていただいた「甲赤」でのお稽古をしました。
主菓子はとても涼しげな「緑陰」でした。
緑陰というのは、木の青葉が茂ってできる日陰のことです。
そして、昨日はまたまた新しいことを教えて頂きました。
「洗い茶巾」という夏のお点前です。
滴る水の音聞きながら「涼」を感じてもらう風情のあるお点前です。
お点前が出来た頃は、今のように暑くはなかったと思いますが
それでもクーラーで冷えきったお部屋で過ごすこともなかったでしょうから
五感で「涼」を感じてもらおうというおもてなしに心が響きました。
また、寒い時期のお点前として「絞り茶巾」があるそうです。
新しいことを学べるって楽しいですね。
来月のお稽古も参加できたらいいな。
calligrapher SAORI ohyama