やっと読むことができました。

稲垣えみ子さんの『魂の退社』。

『寂しい生活』『人生はどこでもドア』を以前読んで(感想はコチラ)、当初よりこの本も興味津々でした。

 

先に読んだ2冊でも、退社されるまで~退社後の生活スタイルの変遷など書かれていたので、重複した内容などは「そうそう、知ってる」などとなんだか知人の書いたものを読んでいる気がしました(笑)

 

退社に向かった理由は、わたしには少し共感できたというか、わかった気になりました。

「ザ・日本」的な会社で働いた人にはわかるんじゃなかな。

そして、女性。

年齢。

めちゃくちゃ忙しい時期があった人。

などなど・・

 

数か月前、後輩が退職を決めたと報告を受けた時に真っ先に言った言葉が「うらやましい!」であり「もったいない」ではなかったので、後輩は面食らっていたようでした。

同じ職場ではあっても仕事が一切からまない後輩でしたが、退職にいたった心情を聞いていると素直にうなづけるものばかり。

確かに本人にとっては大きなトリガーはあったのですが、小さいことが積もっていたことの方が退職へ向かわせたことは、上司にとってはわからなかったようです。

「環境を変えたい、再出発したい、新しいことをしたい人」のことは、逆に「変えたくない、既知の人たちの間で経験を生かしたい人」にはわからないのかもしれないと思えました。

 

著者の稲垣さんは退社という「思い切ったことができた人」ですが、退社の数年前はその準備期間に充てていたようで、ある意味きちんと人生を考えて送ってらっしゃるように感じました。