直木賞受賞の『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』を読みました。

 

直木賞受賞時に、文楽の人形遣いの方が

「文楽ファンのかたも、そうでない方も楽しめる」的な発言を

されていたので、気になって図書館で順番待ちしていました。

 

今年2019年は文楽を3回観に行きました。

最前列を含め前方座席で人形を間近に見ることができ、

少し文楽ファンになっているので、より楽しめたかもしれません。

 

この物語は、人形浄瑠璃の作者である近松半二について書かれています。

実在の人物のようです。

「作家」「創作者」になるまで、なってからと、半二の一生の物語なのですが、

しゃべり言葉も多くあっという間に読んでしまいました。

おもしろかったです。

 

今年は以前に見逃していたNHKドラマ「ちかえもん」(近松門左衛門が主役)も

再放送で見ることができたのですが、このドラマもかなりおもしろかった!

「ちかえもん」は、松尾スズキさんが近松役でいい味だしていたのですが、

この小説も読み始めからしばらくは、主人公の半二のしゃべりが松尾スズキさん風に頭の中で響いていました(笑)

 

いつの時代も「作家」「創作者」と言われる人たちは、同じような苦悩を抱えているんだろうなぁと思った次第です。

 

因みに、半二さんの作品は、2018年に『本朝廿四孝』を観に行きました。

これはすこし難しいお話でしたね。

 

今年観た文楽・・・記録しておきます♪

<2019年1月>

冥途の飛脚(めいどのひきゃく)
  淡路町の段
  封印切の段
  道行相合かごの談

壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)
  阿古屋琴責の段

 

<2019年4月>

祇園祭礼信仰記 (ぎおんさいれいしんこうき)
        金閣寺の段
        爪先鼠の段

近頃河原の達引 (ちかごろかわらのたてひき)
        四条河原の段
        堀川猿廻しの段

 

<2019年11月>

心中天網島 (しんじゅうてんのあみじま)
  北新地河庄の段
  天満紙屋内の段
  大和屋の段
  道行名残の橋づくし