| 牧水の恋 [ 俵 万智 ]
1,836円
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小説だと思って図書館で借りました。
小説なのかどうかよくわかりませんが、想像以上のおもしろさでした。
以前に俵万智さんが牧水の歌を紹介されていて少し気になっていました。
牧水の恋をその始まりから歌で追っかけます。
牧水研究者の文章と俵さんの解釈で、恋のステップを追っていくわけです。
爪延びぬ髪も延び来ぬあめつちの人にまじりてわれも生くなり
私のお気に入りのこの歌も、失恋を実感しているものでした。
失恋以外にも受け取れるこの歌は、以前からの私のお気に入り。
美容院へ行かなきゃ!と思う瞬間に思い出しています(笑)
恋が成就?したころまでの歌はイイなと思ったのですが、ドロドロしてきたころからは私には合いませんでした。
それも含めての「牧水の恋」。
恋愛模様や感情は人間味あふれたもので、歌もその色が濃く出ていたことがわかりました。
改めて驚いたのが、俵万智さんの歌。
文中に、牧水の影響を受けた歌が紹介されているのですが、すごくいいんです!!!
昔読んだ当時の『サラダ記念日』はピンと来なかったけど、それはどうやら私があっさりしすぎていたからではないかしら・・・
もう一度読んでみたくなりました。