2014年夏のイタリア旅行。イタリア到着より5日め。

 

早朝、リミニを出発し、ボローニャ中央駅でのりかえ。

この駅は、イタリアの交通の要所でもあり、テルミニ駅などのようなターミナル駅

ではありません。プラットフォームもたくさんあるので、のりかえの際は

階段を使用することに。。

プラットフォームから電車へ乗り込むときにも数段ステップがあるんですよね。。

・・・階段と電車のドア付近に「勝手にスーツケースを持ってあげようとする輩」が

いるんです。

 

旅行2日目のリミニ行きに乗る際には、その人たちを避けまくったつもりが

背後から手を伸ばされて、一緒に電車のステップを上がってしまいました。

NOooo!!!」と大きめの声を出すと、電車から降りて行きました(^_^;)

その後に乗り込んできたおじいさんは座席まで運んでもらって

言われるがままお支払していたようです。

 

さてこの日、またそんな格闘をしないといけないのかと戦々恐々としていたのですが

フレッチャに乗るフォームには鉄道警察のような人たちがいて、杞憂に終わりました。

朝早い時間だったからか、レッジョナーレとフレッチャの違いなのか・・・?

 

↓ボローニャでのりかえ、パドヴァを目指します♪

 

 

ボローニャ→パドヴァでは、土砂降りでどうなることかと思いました(^_^;)

ポー川を渡った時には感動!昨年行ったトリノで遊覧船に乗ったことを思い出します。

 

パドヴァ駅に荷物を預け、ヴィチェンツァへ。

良い時間の電車がなかったので、バスで行ってみました。

※確か、今年度上期のテレビイタリア語で、パドヴァのバスターミナルで

 ヴィチェンツァ行きのバスについて質問している場面があったと思う。。

 

↓アンドレーア・パッラーディオ通り



 

↓キエリカーティ宮

 

 

↓シニョーリ広場。右手がバジリカ、上に人型が載っています。


↓そのバジリカにあるカフェでランチしました♪




 


もう少し、パッラーディオの建築を見て感動すると思っていたのですが、

それほどでもなく、何も見ても同じ感想になってしまいまいました。

15年前、会社のデスクトップパソコンの上に載せたおまけのフィギュア。

等間隔に見事な配置で載せている人たちを、ここで思い出すとは。。。

 

パドヴァへは、電車で戻ります。

 

駅にあるツーリスト・インフォメでパドヴァカードを購入したところ

「スクロヴェーニ礼拝堂が空いているから、今から行った方がいい」

と言われたので、行くことに。

 

今回の旅のメインとも言えるスクロヴェーニ礼拝堂。

心の準備ができていないまま、駅から歩いて行きました。

 

↓スクロヴェーニ礼拝堂のポスター
 

 

↓スクロヴェーニ礼拝堂の外観。内部は写真撮影禁止。

 

 

入場には予約が必要です。空いていたので、30分後の回をお願いしました。

20人強ずつのグループで、15分ほど礼拝堂に入る前にビデオによる解説を受け、

礼拝堂でも15分間見学のはずが、私の時は3人だけでした。

 

青の世界に浸ること15分!

感動しました!パドヴァに来れてよかった♪

礼拝堂はそれほど広くないので、上を向いている時間が長く、首は痛いです(^_^;)

 

併設されている市立美術館にも行ってみましたが、

係員の人たち、笑顔で話しかけてくれたんですよ。

重要作品の場所や作品の背景を教えてくれるのです。珍しくてびっくり!

「お・も・て・な・し」いただいて、気分よし♪

 

荷物を駅でピックアップし、バスで

サンタントニオ大聖堂のすぐ近くのホテルへ。

 

↓サンタントニオ大聖堂


 

有名な聖地だけあって、夕方のミサも参列者が多く、みなさん熱心でした。

聖堂内部もすごく立派。

聖アントニオの聖骨箱に手を当ててお祈りしている姿と賛美歌の歌声に感極まって

涙がこぼれました。。自分でも驚き!

 

参道をくだって、楕円形広場プラート・デッラ・ヴァッレへ。

夕方の市民の憩いの場でした。 


↓また、フィギュア(笑)




 

↓広場近くを歩いていると、テレビイタリア語に出てきたジェラート屋さんが!!!

 

 

「日本のテレビで見ました」とお店の人に声をかけると、

「あ~、イタリア語のコースでしょ。ボンジョルノとかグラッツェとか…」

との反応がありました。

 

↓マラガとジャンドゥーヤ 


 

ここもおいしかったです。

マラガはラムレーズンのことですが、お腹が空いているときに食べたので

このあと街歩きをしているときに変な汗が噴き出してきました。。。

ええ、下戸なんです。

 

↓ポルティコ多し。


 

サンタントニオ大聖堂やプラート・デッラ・ヴァッレ界隈は

落ち着いた素敵なところでした。