データ・サイエンティストに学ぶ「分析力」/日経BP社
¥2,100
Amazon.co.jp


ベルギー人であるディミトリ・マークスによる

「データ・サイエンティストに学ぶ『分析力』」を読みました。

 

マーケティングとしてのデータ分析・利用・活用について

書かれていました。

マーケティングのことは、よく知らないし、そんなに興味もないのですが

「あ~なるほどね」と納得感のある理解しやすいものでした。


さて、データ分析・・・見せ方が大事ですよね。

こちらも上手に解説されていましたが、目新しいという気は

しませんでした。

センスあるいは経験がものを言うなぁと、つくづく感じました。

 

著者はベルギーではデータ量が少ないとして

アメリカで仕事をしているようです。

グローバル企業にはこのような情報活用は、必須なのでしょう。

 

最近話題の言葉、ビッグデータ。

本の表紙にも日本語で

「ビッグデータからビジネスチャンスをつかむ」とありますが

英語で  「SEXY LITTLE NUMBERS」とも書かれています。

 

今さらビッグ・データと騒がれるのは、分析・活用されていない

小さな情報(の集合体)がたくさんあることに気付いたからなんでしょう。

 

グローバル企業は別として、国内・地域企業にとっては

どの程度活用できるのかなという気持ちもありますが、

この時代に分析をしないということもあり得ないのですよね、たぶん。


政策や経営計画を策定する数字において、

分析する側は恣意的にならないような分析作業を、

利用する側は恣意的になっているのを見逃さないようなコントロールを

したいものです。