ヒトラーの贋札 [DVD]/カール・マルコヴィクス,アウグスト・ディール,デーヴィト・シュトリーゾフ
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この映画も録画を自宅鑑賞しました。

 

 

ドイツのザクセン・ハウゼン強制収容所に技術を持った

ユダヤ人たちが集められて、ポンドやドルを偽造します。

連合国の経済に影響を与えるために。

ベルンハルト作戦だそうです。

贋札を作れば、ドイツの敗戦は遠のき、

作らなければ、ほかのユダヤ人と同様に死が待っている・・・


いやぁ、ちょっとキツいシーンが多かったですね。。。

 

というのも、今、山崎豊子『不毛地帯』を読み始めたばかりで

主人公の日本人はシベリア抑留中なのです。

俘虜として移送され、収容所生活・・・

ソビエトの国内法で裁かれ、囚人としてシベリアで労役中。

 

映画と不毛地帯がシンクロして、

軽く吐き気をもよおしました(^_^;)

 

この原作者は、ベルンハルト作戦のユダヤ人技術者の

ひとりのようです。

 

このような境遇に置いて

レジスタンスするのか、生き延びて状況の好転を待ち

その後の人生を生きるのか・・・

国家にとって

家族にとって

自分にとって

何が最良なのか。

あるいは、本来どうあるべきか。

この手の話は、いつも考えさせられますね。

 

ドイツ語がメインですが

ロシア語、フランス語も少し出てきます。

 

映画では、ユダヤ人技術者は優遇されているので

ひとりに一つ、真っ白な良い香りの石鹸を渡されます。

女優が宣伝していた石鹸とのこと。

 

わたし、このシーンを見て思い出したのが

ウチの祖父。

私が子供のころ、夏休みは祖父母の家で

ほとんどを過ごしていたのですが

祖父が散髪で外出時に、訪ねてきた人から

言われたんです。

「おじいさんは、昔からおしゃれだった。

戦後の物のないときに、

みんなで銭湯に行ったら、ひとりだけ

ドイツ製の大きな石鹸を使って

いい匂いをぷんぷんさせてたよ。

今も、髪の毛無いのに、散髪に行ってるでしょ(笑)」

 

帰宅した祖父に「なぜ、ドイツ製石鹸を使っていたのか」と

子供なりに疑問をぶつけると、

「一番いい匂いだったから。」と。

確かに、髪の毛がほとんど無いのに整髪料を使い、

顔にはレモンの香りの乳液。

祖父はいつも良い香りでした。

 

そんな祖父、当時私に「石鹸はLUXが一番!」と

言ってましたね。確かに、一番香りがきつかった(笑)

 

いつかドイツに行ったら、石鹸買おうっと♪