「質問力」の教科書/御厨 貴
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私はインタビュー記事が大好き!

虚実入り混じっていようとも、その時のその人を

切り取ったものであるから。

そして、その人・記事の印象を決定できる

インタビュアーに興味津々。

 
著者の御厨貴さんはオーラル・ヒストリーの実践・研究者。

 

オーラル・ヒストリーって、インタビューにより

その人の人生(歴史)を聞き取ることだと思っていました(^_^;)

 

本来は、歴史研究のために話を聞き取り、記録としてまとめること

のようです。

 

いゆる文科系学問において、古い時代を対象にした場合

テキスト(文献)が唯一無二のものだと思っているのですが、

近現代が対象の場合はオーラル・ヒストリーという手段もあるのかと

改めて気づいた次第です。

民俗学なども聞き取り調査ってありますものね。 

 

この本は、主に政界人へのインタビュー経験談を盛り込みつつ

インタビュー手法についてわかりやす~く解説しています。

後藤田正晴、小泉純一郎、宮沢喜一、竹下登といった

政治家とのやりとりも、それぞれの個性が垣間見え

興味深かったです。

欲を言えば、もっと、エピソードを加えてほしかったけど

回顧録ではないので仕方ないですね。


 

もっとも心に響いたのは、この言葉。

「質問は自問自答の面を持っている」

・・・質問が、その人の見識や人間力のレベルを如実に表す・・・

その通り!!!

 

職場において、「質問」された場合、

「なぜこの質問をするのか???」と疑問に思い

相手の真意を「質問」により解き明かしていくことが

多々あります。

また、そうしないと的確な「回答」ができないのです。

10年前には、もう少し適当に答えていたのですが(笑)

 

そんな私も、昼食時の雑談では

ウチのお嬢さんたちから「意味不明な質問」をされても、

極力、質問返しをしないよう心がけていますけどネ。。。

(まぁ、毎日気分は変わるのだろうけど、

もう少しつじつまの合う、人にわかってもらえる話をしてほしい!)