なんと、Pの伝記『ざらいふ』、もう読み終わりました。

一月かからなかったです。私にしては早い!

早速、読んだ感想を語ります。

 

 

私が以前からPに感じていた事は、この本を読んだ事で大きく変わることはありませんでした。

格好良くて性格も良くて、だけど音楽に関してだけは気難しい芸術家。

 

けど、思っていた以上にP様って超強気でした。

去っていったうぃんぐすのメンバーに、「参加できなかったのを後悔するような作品を作ってやる!」って、これPじゃなければなかなかサマにならない台詞だと思います。

で、本当にすごいアルバムを作っちゃったりする。すごい。惚れ惚れします。

 

すちゅがバンドを脱退して、ちょうどその頃自分のギターが壊れてしまい、JとGにベースを強制された、というのがこれまでの見解だったんですけど、どうやらそうでもなかったらしいです。

勿論、「はい喜んでー!」というノリでもなかったみたいですけどね。

最初はしぶしぶではあったけど、弾いてみたら意外と面白かった、という感じっぽいです。

元々トランペットやピアノから音楽の道に入った人なので、音を奏でられれば何でもよかったんじゃないかな。

ドラムも叩いてますしね。

 

自分の感情を露にするのが苦手だという記述がありましたが、本当にその通りですね。

子供の頃から、今に至るまで。

Jの死だけは想定外だったので多少取り乱したみたいですけど。

母親の死に直面して何よりまずこれからの生活を苦慮するあたり、悲しいくらいに感情を殺すのが上手い少年だったんだな。

Pの曲の歌詞に客観的なものが多いのも、そういう理由かもしれません。

 

JとPの関係については、サラッとおさらい程度にしか書かれていなかったです。

出会い、くおりーめんからびー時代、解散、ソロ活動。

この辺はむしろ、うぃきぺでぃあ等に載っている方が詳しいんじゃないかと。

P自身の伝記だから、Jの事はあえて薄く書かれているんでしょうか。

めにーいやーず~の方も、Jにはあまり触れていないらしいですし。

 

ビーを解散してからのPは、Jの事は眼中に無かったかのような言い草です。

Pにとっては自分の家族と、ういんぐすの事で精一杯みたいでした。

多少の連絡は取り合っていたみたいですけど、70年代のPにとってJはもう過去の人、という感じ。

むしろ現在の方が、らいぶでJの歌を歌ってたりJについて語ったりして、身近に感じているような印象です。

 

PはJの音楽的能力を尊敬していて人間としても大好きだった、その上で、自分の能力がJに負けているとは1ミクロンも思っていない、という点にも注目。

歳がJの方が上だからリーダーを譲ってあげているだけで、むしろあのJに並び立ち、正々堂々対立する事ができるのは自分しかいない、と思っている節があるっぽい。

Jのあれんくらいん起用に反対した時や、離婚調停中のしんしあを慰めたエピソードなどからそれが窺えます。

P様のこういう強気なところ、めちゃくちゃカッコいいです!大好き!

 

JとGに関しては、結構ひどい事書いてあります。

Jは怠け者とか、Gは海賊のような男だとか。

やはりビー解散前後の私怨が残っているのでしょうか。

逆にいうと、JとGの団結力すごいです。

この二人を腐な目で見てしまうようになったじゃないか。

 

PはJよりも、どちらかというとRをあてにしていたっぽいですね。

自分に近い価値観があるというか、ビー唯一の常識人枠。

PのソロにもR参加していましたし、PはR大好きと認識しました。

JもGもR大好きですよね。R人気者!!!

 

りんだの事は、本当にすごくすごく大事にしていたみたいです。

もちろん子供たちの事も。

りんだの連れ子も、実子と同じように接していたっぽいですし、良い家庭人なんだと思いました。

それだけに、何故りんだをういんぐすのメンバーにしたのかわかりません。

ようこさんと違って全く音楽の教養のない人をいきなりステージに上げたりして、りんだも困ったんじゃないでしょうか。

Jの真似がしたかったのかな?

 

りんだが亡くなって、多分空の巣症候群になっていたんじゃないかな、へざーみるずと出会った時は。

ただ、みるず氏の言葉が100%間違っていて、Pが100%正しいとは限らないのでは、とも思いました。

この本はP視点で書かれているので、もしかしたらみるず氏にも言い分はあるのかもしれません。

どちらにしても、数年間はPの奥さんでいて、多額の慰謝料をふんだくったみるず氏は、ようこさん以上に叩かれても仕方が無いのでは?というのが私の率直な感想です。

P、なんしーとお幸せに。

 

あと意外にも、他人の評価を気にする人だったのに驚きました。

アルバムの売り上げは良かったのに雑誌では批評家がこんな悪口書いていた、という事を一々つらつらあげていて、Pってこういう人だったんですね。

怒らせたら怖い人なんだな。

 

一番強く印象に残ったのはやはり、Pの音楽への凄まじい執念みたいなもの。

楽しくても怒っていても辛くても、どんな時も楽器に向かって曲を作るという恐ろしいワーカホリック。

P本人は、たまに休暇をとっているとか朝寝しているとか言ってますけど、それ以外の時間ずっと頭の中は音楽でいっぱいじゃないですか?

ビー時代も、ビーが好きだったというより最良のメンバーと良い曲が作れるという喜びが大きかった様に思います。

で、ういんぐすでもソロでも、自分の音楽が出来れば他はどうでも良い、という考え。

音楽>>>>(越えられない壁)>>>>>>>>その他

みたいな。

 

 

そろそろ上の子がバイトから帰ってくる時間なので、今日のところはこの辺で。

もしかしたら続くかもしれません。