家のすぐ側まで迫ってくる濁流に
頭の中は真っ白になった。
冷や汗が流れ鳥肌が立つ様なこの感覚は
人生で初めてだった。
母が私のお腹の事もあり
「この状況で避難場所に行くのは無理!!!
みんな2階に避難するよ」
と言い水や食料品、ガスボンベなど
生活に必要な最低限の物を各自手分けして
必死で2階に持って上がった。
私は泣きながら旦那に連絡した。
「ほんまにやばい!!!
もしかしたら家もぜんぶだめかも
お腹の赤ちゃんだけは守るね」と。
その時何を喋ったか覚えてないけど
お腹の赤ちゃんだけは何があっても絶対に
守ると強く思ったのは今でも覚えている。