危険でタフな雰囲気備えた野性味溢れる、トム・ハーディ!!!
常に"人間"へ冷徹に迫る、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督!!!!
今最も映画界で、無傷で見終えることなど不可な、ハード志向の
映画を愛するアクター・監督3人が、同じフィールドで揃った映画が遂に登場近づいてます!『レヴェナント:蘇えりし者』!!写真が既に、タフさ全開!!


"1823年。ロッキー・マウンテン・ファー・カンパニーという毛皮会社に雇われている36歳のヒュー・グラス。10数名の男たちと共に、ミズーリ川流域の荒野で、罠を仕掛けては動物を仕留め、毛皮を剥ぐという仕事に、彼は従事していた。
だが突如現れた野性のグリズリーに襲われ、背中に大ケガを負ったばかりか、頭の皮を半ば剥がされ、喉まで裂かれてしまうという、瀕死の状態に彼は陥る。それでも死ななかったことから、狩猟隊のリーダーは、メンバーの一人、ジョン・フィッツジェラルドと、若いジム・ブリッジャーをヒューのそばに残し、容体を看取って息を引きとったら、埋葬するように言いつける。しかしふたりは勝手に立ち去り、ヒューは、山中に放置され、そこで死を迎えるはずだった…。
だがヒューは生きていた。しかし彼はフィッツジェラルドに生き埋め寸前にされたばかりか、同行していた息子まで自分の目の前で殺されてしまう。そのあまりに大きな喪失、フィッツジェラルドへの怒りと憎悪は死ぬはずだった彼自身を、"ザ・レヴェナント(="黄泉の国から帰ってきた亡霊")"として甦らせ、凍てつく大地で全てを奪ったフィッツジェラルドの命を狙う…。"
照明を一切使わずに、午後5時半から7時半頃、日没時の微妙な陽光、いわゆる"マジックアワー"の瞬間を素早く撮ったエマニュエル・ルベッキ。その話題がまず最初にネット上で広がりましたが、それに負けない裏話が主役レオの"役者魂"。ベシタリアンであるにも関わらず、役のために生のレバーを実際食べて飲み込んだらしく、テレンス・マリック作品で知られる美術監督のジャック・フィスクはそんなレオの気合いを見て、非常に圧倒されたようです。
さらにレオは撮影中、トム・ハーディ(フィッツジェラルド役)と喧嘩のシーンで、トムのパンチが鼻に当たって、鼻血が出るというハプニングが。しかも5分間止まらずで、鼻が折れたのではヒヤヒヤ。しかもその後トムの男性器に今度はレオがパンチ一発。鼻のダメージの返しなのか、それとも役に取り憑かれすぎたか、あまりに緊迫の光景に、すぐにカットをかけたというエピソードも(実際は分からずですけどね)あるんですが、内容に負けず劣らず、その裏側もハードですが、ここまで己を追い込んでまで、役に没頭する姿は、恐らく初めてプロデューサーも兼ねた『アビエイター』の時以来では?それぐらい今回の映画、気迫も気合いも桁違いですね…。
しかも本作の音楽を担当するのは坂本龍一!特にファンではないですが、フランソワ・ジラール監督の『シルク』で奏でた音楽が今尚素敵で、それを越える音楽を聞ければ良いなと思ってます。これは日本人なら要注目では?
なお現在作品を見たのは、監督と親交の深い大物・ギレルモ・デル・トロ監督のみのよう。それによると感想は"イニャリトゥ監督の最高傑作!レオと一緒に仕事がしたい!"。どうやら評判は今のところ良さそうなので、嬉しいです。
さて、レオはこの映画でアカデミー賞を席巻するか?大ファンである僕としては、是非ともオスカー取って欲しいです!最新情報入り次第、こちらでどんどん更新します!なので今後も注目を、どうかよろしくお願いします!!
https://m.youtube.com/playlist?list=PLBvkXcgWx_V_aSGQHprEdYVzGWF26okar
そらにこちらのリンク先(シネマトゥデイ)では、レオの体験談が見れます!
http://m.cinematoday.jp/page/N0077624
OSCAR PLANET Prediction レオナルド・ディカプリオ(レヴェナント:蘇えりし者)
General Prediction レオナルド・ディカプリオ(レヴェナント:蘇えりし者)
My Hope レオナルド・ディカプリオ(レヴェナント:蘇えりし者)
レオナルド・ディカプリオはアカデミー会員から嫌われている。これが不勉強なメディアが書き立てる戯言であることは、映画ファンなら知っている。ハリウッドには星の数ほど俳優がいて、その中で役を貰えるのは極僅かで、良質な映画への出演はさらに限られ、主演ともなるといよいよ幅は少なくなる。ましてやハリウッドが男性中心のコミュニティであることを考えると、男優賞はいつも激戦になる。したがってハリウッド最高の映画の祭典であるオスカーでは候補入りだけでとんでもない名誉だし、受賞ともなるとキャリアのハイライトを迎えたと言っても過言ではない。ディカプリオはそういうオスカーで今回、『レヴェナント:蘇えりし者』により5回目のノミネーションを獲得した。
では、何故そんな風に言われるようになったのか。まず「タイタニック」(97年)で候補入りしなかったことが大きい。世界的社会現象を引き起こしたラヴストーリーの主演男優賞が指名から洩れたことで、世界中の女子が泣き叫んだ。けれど、これは仕方のないことだった。ライヴァルが強力だったというより、慎重に眺めると「ケイト・ウィンスレットの相手役」がディカプリオの役柄だからだ。あくまで主人公はウィンスレットであり、ディカプリオは相手役に過ぎない。役柄が捻られていればまだ良いが、残念、「タイタニック」は直球のラヴストーリーで、冷静になればディカプリオの役柄は特別面白くない(それでも魅力的だったのはディカプリオのおかげだ)。役柄の面白さも選考理由になることは言うまでもないだろう。所謂重要賞で候補に挙がったのはゴールデン・グローブ賞だけだ。
「ギャング・オブ・ニューヨーク」(02年)でダニエル・デイ=ルイスだけが主演男優賞候補に挙がったことも大きいかもしれない。そしてこれも仕方ない。この映画の主人公はニューヨークそのものだからだ。そして、そのニューヨークの魂を体現する役柄はデイ=ルイスだからだ。デイ=ルイスがより支持されるのは当然の事態だ。もし仮にデイ=ルイスとディカプリオの役が逆だった場合、ディカプリオが候補に挙がっただろう。この役ではゴールデン・グローブ賞にも引っ掛からなかった。
オスカー候補に挙がってもなかなか受賞に漕ぎ着けられないのはどうか。「ギルバート・グレイプ」(93年)では「逃亡者」のトミー・リー・ジョーンズ、「アビエイター」(04年)では「Ray レイ」のジェイミー・フォックス、「ブラッド・ダイヤモンド」(06年)では「ラストキング・オブ・スコットランド」(06年)のフォレスト・ウィテカー、「ウルフ・オブ・ストリート」(13年)では「ダラス・バイヤーズ・クラブ」のマシュー・マコノヒーに敗れている。こうやってタイトルを並べただけでも分かる。受賞した者たちはキャリアの代表作、その俳優の名前を挙げたら真っ先に頭に浮かぶような作品により頂点に立っている。ディカプリオは常に彼らの対抗馬であり続けたわけだが、果たしてそれがディカプリオの決定打と呼べる作品だったかどうか。試しにディカプリオの代表作は何か、映画ファンに聞いてみると良い。見事にバラバラになるはずだ。
これが演技派の悩ましいところで、どの作品でも上手いがゆえに、決定打が決定打に見えないというおかしな事態を引き起こしている。では何故他の俳優がディカプリオと同じ状況にならないのかと言うと、作品選びに理由があるのではないか。彼らはコンスタントに純粋なる娯楽作へも出演、それにより肩の力を抜いた演技を見せているのだ。おかげで著しく集中力を要する演技を見せたとき、それが余計に大画面に映えて見える。それに対してディカプリオは出る映画の大半がオスカー狙いのそれに見える。常に観る方も体力を消耗するようなヘヴィー級の作品が並び、キャリアに緩急がない。渾身の演技を披露しても、それが「ノーマル」に見える。前述のデイ=ルイスのように作品数が極端に少なければ緩急の急ばかりでも演技が際立って見えるが、ディカプリオはそこまで作品が少ないわけでもない。もしかしてディカプリオのフィルモグラフィにもっと柔軟性があったなら、案外早くにオスカーを手にしていたかもしれない。そういう意味で、オスカー候補には結びつかなかったが、ディカプリオが「ジャンゴ 繋がれざる者」(12年)で悪役を演じたのは、非常に有効な選択だった。
それから他愛ないことだが、ゴールデン・グローブ賞を主催する外国人記者協会のメンバーに好かれているのも噂に拍車をかけているだろう。ミュージカル/コメディ部門もあるがゆえにノミネートされやすくなるとは言え、既に10度候補に挙がり、今年も含め3度受賞している。ほとんど男メリル・ストリープの様相。ゴールデン・グローブ賞は受賞できるのに、オスカーは受賞できない、というわけだ。まあ、冷静に考えても考えなくても、非常にナンセンスな意見と言える。
要するに、演技派ディカプリオがこれまで受賞できなかったのは、運やタイミングに見放されていただけに過ぎない。彼はいつも一流の演技を見せてきた。そもそもオスカーに嫌われているなんて話も、演技派でなければ出てこないはずで、世間が彼の受賞を願っていたことの裏返しだ。ディカプリオ自身はいつでも受賞OK、それだけの実力者であることを誰もが認めているのだ。
…とディカプリオのオスカー史を振り返るだけで異様に長くなったが、遂に今年はディカプリオの年になる。『レヴェナント:蘇えりし者』はアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥが手掛ける復讐のドラマ。大自然の中に瀕死の状態で置き去りにされた主人公の激情を、ほとんど言葉を発しないままに表現するディカプリオの演技はいつものように大絶賛されている。
いつもと違うのは、彼自身がレースの中心に立っているということで、ゴールデン・グローブ賞、ブロードキャスト映画批評家協会賞、映画俳優組合賞の重要三賞をコンプリート受賞している。そう、今回は運とタイミングにも恵まれ、『レヴェナント:蘇えりし者』の演技は、いよいよ彼の決定打に見えるらしい。ディカプリオにしか表現できない熱情がスクリーンに叩きつけられるという。はっきり言って、他候補との差は相当大きい。それぐらいにBUZZに勢いを感じる。各授賞式での迎えられ方など、もはや会場が今年は彼の年であることに太鼓判を押しているようにしか見えない。
『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』のブライアン・クランストン、『オデッセイ』のマット・デイモン、『スティーブ・ジョブズ』のマイケル・ファスベンダー、『リリーのすべて』のエディ・レッドメインがディカプリオに勝負を挑む。クランストンの業界人気はやや不気味に感じられるものの、さすがにディカプリオの勢いを止められそうにない。彼らは今年、相手が悪かった。でもこれこそ、ディカプリオがこれまで置かれてきた状況なのだ。彼らにも今後、チャンスは何度もあるだろう。
ディカプリオの主演男優賞受賞はオスカー最大のトピックのひとつになるだろう。人気・実力ともにスターであり続ける男の栄光を、会場はスタンディング・オヴェーションで讃えるはずだ。Congratulations!!!
ブライアン・クランストン
『Trumbo』
ファーストノミネーション!長く頑張ってきた甲斐がありました(+)5.0
脚本家ダルトン・トランボ役。オスカーは同業者役に弱い(+)
地方の批評家賞を地味に受賞(+)
対象作からの候補は彼のみ。票が集中する(+)
つまりそれって作品評価が伸び悩んだということでは?(-)
長年地道に頑張ってきたキャリア。功労票をたっぷりと(+)
おそらくレオナルド・ディカプリオがいちばん注意するべき男(+)
マット・デイモン
『オデッセイ』
3度目のノミネーション。すっかり実力派スターの趣(+)6.0
火星に取り残される宇宙飛行士。ほとんど一人芝居!(++)
対象作をメガヒットさせた功労者(++)
リドリー・スコット監督賞落選を怒った会員の票が入る(+)
ゴールデン・グローブ、ナショナル・ボード・オブ・レヴューを制覇(++)
同じスター男優ならレオナルド・ディカプリオに勢いあり(-)
脚本賞を既に獲っているから、それで我慢しましょう(-)
レオナルド・ディカプリオ
『レヴェナント:蘇えりし者』
5度目のノミネーション。しかも無冠!(++)12.0
言葉をほとんど発しないまま、男の激情を表現(++)
SAG、GGA、BFCAコンプリート。前哨戦で圧倒的強さ(+++)
大凡大衆受けしそうにない題材をメガヒットに導く(++)
大本命として式に挑むのは初めて。かえって緊張するかもね(+)
今年はウィークイヤー。このチャンスを絶対逃してはいけない(+)
ようやく彼の年がやってきた!待たされた分だけ嬉しいでしょう?(+)
マイケル・ファスベンダー
『スティーブ・ジョブズ』
セカンドノミネーション!これからもっと増やしそうな人(+)2.0
スティーブ・ジョブズ役。実在の人物役はオスカーの大好物(+)
ロサンゼルス映画批評家協会賞受賞。前哨戦では対抗馬(++)
作品は興行的に失敗。彼のスターパワーが足りなかった?(-)
ちゅーか、メイクしてもジョブズには似てないよね?(*)
アリシア・ヴィキャンデルと交際中!?くっそー!(+-)
今年ディカプリオを負かしたら、世間から冷たい目で見られるかも(*)
エディ・レッドメイン
『リリーのすべて』
2年連続ノミネート。今後はオスカーの常連か(+)0.5
しかも前年のオスカーウィナー。余韻が残っている(+)
つまり、受賞済みだから今年は要らないでしょうと思われる(-)
世界で初めて性転換手術をした男性役。ワーオ(++)
実はアリシア・ヴィキャンデルこそ真の主役との声も…(-)
その影響もあるのか、前哨戦は全てノミネート止まり(-)
もう少しでパパに。私生活が幸せだから、それで我慢しましょ(*)
↑DGA制覇により、『レヴェナント:蘇えりし者』(アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督)が主要部門で大旋風を巻き起こす可能性を指摘する声が急激に高まっている(2/8)
↑『スティーブ・ジョブズ』(ダニー・ボイル監督)のケイト・ウィンスレットはメディアのインタヴューで、主演男優賞はレオナルド・ディカプリオが受賞すると予想。また、応援もしているとも発言。ん?マイケル・ファスベンダーは…?(1/23)
↑予想外の結果が連続したゴールデン・グローブ賞だが、オスカーでは全く違う結果になる可能性が高いとのメディアの論調が目立つ。ただし、レオナルド・ディカプリオ(レヴェナント:蘇えりし者)に関しては受賞に近づいたと見る向き多数(1/19)
↑『レヴェナント:蘇えりし者』(アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督)が賞レースの流れを変える!ゴールデン・グローブ賞受賞直後からBUZZが急激に拡大中。Box Officeでも快進撃を見せていて、作品賞候補受賞の目が出てきたとの声も…(1/15)
↑【独り言】ゴールデン・グローブ賞感想(1/10)
◆『レヴェナント:蘇えりし者』が完全なる主役になることを予想できた人がどれだけいるか。昨年アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥの「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」が作品賞、監督賞を逃した反動(と言うか、あげなかった謝罪票?)がきたのか?賞レースの流れが変わったのかどうかは、まだ全く分からない。普通に考えればブロードキャスト映画批評家協会賞は『スポットライト 世紀のスクープ』が強いはず…。
◆レオナルド・ディカプリオ(レヴェナント:蘇えりし者)はいよいよハリウッドの顔として風格たっぷり。会場がディカプリオの受賞を温かく迎えているのが伝わってきた。この空気ならば、このまま栄光のオスカーまでがんがん突き進みそう。アメリカ映画俳優組合賞(SAG)も獲れば、受賞当確に一気に近づく。
◆『オデッセイ』が意地の2冠。オスカー作品賞受賞に向けて踏ん張った。現時点ではオスカー作品賞の可能性があるのは『スポットライト世紀のスクープ』『オデッセイ』『レヴェナント:蘇えりし者』『マネー・ショート 華麗なる大逆転』か。
◆ブリー・ラーソン(ルーム)とシアーシャ・ローナン(Brooklyn)の対決はラーソンが獲ったことで、差が出てきた感。
◆ゴールデン・グローブよ、ここはジェニファー・ローレンス(Joy)じゃないでしょう。おそらくローレンス自身もそう思っていたはず。
◆シルヴェスター・スタローン(クリード チャンプを継ぐ男)がスタンディング・オヴェーションで迎えられたのは、式の中で最も感動的な瞬間だった。まずはオスカー候補、イケるのでは?
◆ショッキングな受賞結果の連続はケイト・ウィンスレット(スティーブ・ジョブズ)のまさかの勝利からスタート。そうか、ゴールデン・グローブはウィンスレットも好きなのか。考えてみれば10度目の候補だしなぁ。アリシア・ヴィキャンデルが可哀想…。と言うか、本当にヴィキャンデルは助演女優賞のフロントランナーなのか…という疑問がちらり。
◆デンゼル・ワシントン、せっかくの晴れの舞台なのに、何だかグダグダだったなぁ…ボソッ。
↑新作 Box Office 金曜日速報(1/10)
1. レヴェナント:蘇えりし者 $14,400,000(3375) Great!
3. The Forest $4,975,000(2451) Good!
※予測。
二週間の限定公開を経て『レヴェナント:蘇えりし者』が拡大公開…されたのだが、これが驚きの金曜日売り上げを記録。大凡一般受けするとは思えない題材ながら、週末3日間で4,000万ドル超えが狙える強烈な数字。良くても3,000万ドル、伸びなければ1,000万ドル半ばとの業界内予測もあったが、今年最初のビッグサプライズとして大歓迎されている。これはもう、オスカー受賞直後のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ映画という点よりも、レオナルド・ディカプリオの底知れぬスターパワーに寄るところが大きいだろう。少し前にハリソン・フォードの出演映画の総興収が歴代第1位になったことがニュースになった。それはそれで素晴らしいことだが、同じマネーメイキングスターでもディカプリオの場合、所謂ブロックバスター映画がほとんどないのが驚異的(例外は「タイタニック」(97年)か)。演技力もあり興行力もあるスターは本当に貴重だ。『レヴェナント:蘇えりし者』は、出口調査でCinemaScoreがB+と伸び悩んだのが不安要素だが、まずはディカプリオ悲願のオスカー獲得に向けて、Box Officeは味方につけたと言って良い。
『レヴェナント:蘇えりし者』の影に隠れたが、『The Forest』も堅調なスタート。週末成績は1,000万ドルを超えてくるだろう。製作費が安く抑えられているので、既に成功作と認定して良い。配給会社の良い小遣い稼ぎになる。
↑ゴールデン・グローブ賞直前。管理人山勘予想(1/9)
◆作品賞<ドラマ部門>
『スポットライト 世紀のスクープ』
ここで『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を選ぶ勇気は、外国人記者協会にはない。
◆作品賞<コメディ/ミュージカル部門>
『オデッセイ』
急激な追い上げを見せる『マネー・ショート 華麗なる大逆転』との一騎打ち。『オデッセイ』はここを落とすと、オスカー作品賞の目は消える。逆に『マネー・ショート』はここで勝つと、オスカーレースで一気に勢いづく。
◆監督賞
ジョージ・ミラー(マッドマックス 怒りのデス・ロード)
トーマス・マッカーシーは名前だけで票が入りにくい。ここはミラーかリドリー・スコットでしょう。
◆主演男優賞<ドラマ部門>
レオナルド・ディカプリオ(レヴェナント:蘇えりし者)
ディカプリオ、実に11回目の候補。2回受賞もしている。つまりゴールデン・グローブは彼が大好き。番狂わせがあるとすれば、ブライアン・クランストン。もしディカプリオがここを落とすと、クランストンのオスカー大逆転の目が現実味を帯びてくる。
◆主演男優賞<コメディ/ミュージカル部門>
マット・デイモン(オデッセイ)
6回目のノミネートながら、未だ受賞なし。…となれば、彼にあげたくなるのが人情。スティーヴ・カレルとクリスチャン・ベールは票を食い合うのでは?
◆主演女優賞<ドラマ部門>
シアーシャ・ローナン(Brooklyn)
ブリー・ラーソンとほとんど互角の戦い。ただ、ローナンの方が会員に馴染み深いだろうし、作品がメロドラマ要素が強いのも、ミーハー気質が小さくないゴールデン・グローブでは有利に働きそう。
◆主演女優賞<コメディ/ミュージカル部門>
エイミー・シューマー(Trainwreck)
2015年の顔であるシューマーを壇上に上げたいと思う人は多いはず。ジェニファー・ローレンスはここで勝っても、あまり得にはならないので我慢して下さい。ダークホースはリリー・トムリンかも。
◆助演男優賞
シルヴェスター・スタローン(クリード チャンプを継ぐ男)
スタローン、二度目のノミネート。ここをマーク・ライランスに獲られると、オスカー受賞の目は小さくなりそう。会員もこれがスタローン最後のチャンスだと思っているはずだし…。(追記:『ブリッジ・オブ・スパイ』鑑賞。ライランス巧過ぎる。はっきり言って、登場場面全てで(哀しくもないのに)泣ける)
◆助演女優賞
アリシア・ヴィキャンデル(Ex Machina)
Wノミネートされているのだから、どちらかを獲らせてあげないと…。ライヴァルはジェニファー・ジェイソン・リーか。まさかここでヘレン・ミレン先生が来るってことはないよねぇ…。
→『レヴェナント:蘇えりし者』(アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督)は好き嫌いがはっきり分かれるタイプの映画。作品賞候補はギリギリラインだろう(12/27)
→賞レース序盤の怒涛の候補・受賞結果発表から感じる管理人の(当てにならない)風(12/22)
◆作品賞
『Spotlight』の快走は予想通りとして、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の快進撃が素晴らしい。ここまで盛り上がると、さすがにオスカー会員も無視し難くなったのではないか。おかげで同じ娯楽寄りの『オデッセイ』の影が薄くなってしまった(『オデッセイ』はゴールデン・グローブ賞の受賞結果が本当に重要)。ここに『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』まで加わったら、うーん、近年では実に珍しい見映えになるなぁ。
◆監督賞
ジョージ・ミラー(マッドマックス 怒りのデス・ロード)のノミネートがあるのか否か。作品賞で圧倒的に強い『Spotlight』を手掛けたトーマス・マッカーシーも、この部門ではまだLOCKではない。リドリー・スコット(オデッセイ)が急浮上する可能性もまだ残されている。
◆主演男優賞
序盤はレオナルド・ディカプリオ(レヴェナント:蘇えりし者)とマイケル・ファスベンダー(スティーブ・ジョブズ)が一騎打ちの様相。でもこのふたりなら、ディカプリオが容易く受賞に漕ぎ着けそう(ファスベンダーには政治力があまり働かないはず)。あぁ、遂にディカプリオが頂点に立つ!感慨深いなぁ…と思ったところで急浮上してきたのがブライアン・クランストン(Trumbo)で、ダルトン・トランボ役という点が大変な強み。本人の業界人気も強烈。現時点ではノミネートギリギリライン。でももし候補入りした場合、ディカプリオをノックアウトする可能性があるのはクランストンになるのでは。
◆主演女優賞
ブリー・ラーソン(Room)とシアーシャ・ローナン(Brooklyn)の一騎打ち。どちらが受賞しても大変フレッシュ。ゴールデン・グローブ賞やアメリカ映画俳優組合賞が発表になるまで、どちらが強いのか、読めない。あとはシャーリズ・セロン(マッドマックス 怒りのデス・ロード)のまさかのノミネートを祈るのみ。ジェニファー・ローレンス(Joy)は作品人気が伸びていないので、セロンのチャンス、決して小さくないのでは。あぁ、でも助演プッシュのアリシア・ヴィキャンデル(リリーのすべて)とルーニー・マーラ(キャロル)の票がこちらに雪崩れ込んできた場合、セロンのチャンスは一気に萎む。むむむ…。
◆助演男優賞
一見快走しているマーク・ライランス(ブリッジ・オブ・スパイ)もLOCKではない。マーク・ラファロとマイケル・キートンの『Spotlight』組も苦戦。やはりポイントになるのはシルヴェスター・スタローン(クリード チャンプを継ぐ男)。SAG候補を逃したのは大いに痛いものの(作品が浸透していなかった?)、ノミネートされれば受賞へ一直線か。あと、ポール・ダノ(ラブ&マーシー 終わらないメロディー)も応援してあげたい。
◆助演女優賞
アリシア・ヴィキャンデルが強い!と言っても、『Ex Machina』の方が愛されているのが予想外。『リリーのすべて』は作品評価が低めだった影響が出ているかもしれない。どちらで候補に挙がっても、合わせ技が効かせられるので、現時点では受賞最短距離にいると考えて良いのでは。クリステン・スチュワート(アクトレス 女たちの舞台)は批評家賞では健闘してるけれど、相変わらず風を感じない。むしろヘレン・ミレン(Trumbo)がこのまま好調を維持しそう。
→賞レース本格スタート直前。主要部門、現時点で管理人が感じている風(11/30)
◆作品賞
『Spotlight』と『オデッセイ』が飛び出した感。とりわけ『オデッセイ』には勢いが出てきたような気配。ただし後者は批評家賞でトップに輝くのは難しいはず。批評家賞は『Spotlight』と『Room』が強いのではないか。また、『レヴェナント:蘇えりし者』はオスカー好みではないかもしれないが、批評家好みの匂いあり。未だ全貌が見えぬ『Joy』『白鯨との闘い』『The Hateful Eight』が急浮上する可能性があるのか否か。
◆監督賞
リドリー・スコット(オデッセイ)に追い風。トーマス・マッカーシー(Spotlight)はキャリアを考えると批評家賞止まりでは?ただし、スコットは批評家賞では苦戦が考えられる。
◆主演男優賞
いつもは混戦だが、今年はウィークイヤー。本命が未だ見えてこないが、となるとファンの皆様お待たせしました、今年はレオナルド・ディカプリオ(レヴェナント:蘇えりし者)が遂に頂点に輝く可能性が高いのでは?よほど作品が敬遠されない限り、ディカプリオが強いと見る。マイケル・ファスベンダー(スティーブ・ジョブズ)は作品の興行的失敗により失速。ジョニー・デップ(ブラック・スキャンダル)は作品評価が伸び切らず、やはり失速気味。作品に勢いが出そうなマット・デイモン(オデッセイ)がまさかの対抗馬か。
◆主演女優賞
ブリー・ラーソン(Room)が批評家賞独走の気配。対抗できるのは、(作品の出来が良かった場合)ジェニファー・ローレンス(Joy)ぐらいでは。シアーシャ・ローナン(Brooklyn)も強そう。
◆助演男優賞
大混戦。誰が候補入りするのか、未だ誰一人安全圏に入っていない。昨年受賞できなかった同情票が入れば、マイケル・キートン(Spotlight)が強いかもしれないが、まだ候補落選の危険もある。ジェイコブ・トレンブレイ(Room)が不気味で面白い存在。…と頭を悩ませていたところで急浮上してきたのがシルヴェスター・スタローン(クリード チャンプを継ぐ男)。候補入りしたら、相当強いコンテンダーになる。今後二度とないかもしれないビッグチャンス。業界が応援態勢に入る可能性は大いにある。
◆助演女優賞
アリシア・ヴィキャンデル(リリーのすべて)かルーニー・マーラ(キャロル)か。どちらも実は主演という強力ロール。主演に票が雪崩れ込んで落選…という不運がなければ、受賞はこのふたりのどちらかか。個人的にはエリザベス・バンクス(ラブ&マーシー 終わらないメロディー)を推したいが…。
↑最速スクリーニングから漏れてきた『レヴェナント:蘇えりし者』(アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督)にまつわる噂(あくまで噂)…(11/25)
レオナルド・ディカプリオは超強力パフォーマンス。主演男優賞候補は大いに有力。
レオナルド・ディカプリオのセリフは10未満。
トム・ハーディもまた、強力パフォーマンス。助演男優賞候補は大いに有力。
上映時間は2時間半近くあり、かつ約40分もセリフのない箇所がある。
映像が圧倒的に美しい。
ただし、無常で、血塗れ、残虐な内容が敬遠される可能性がある。少なくともオスカー好みの内容ではない。
テレンス・マリック映画を思わせる叙事詩的作りを退屈に感じる人が出る可能性がある。
↑主演男優賞は珍しくウィークイヤー。スターパワーと実績で抜きん出る『レヴェナント:蘇えりし者』(アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督)のレオナルド・ディカプリオには絶好のチャンスとの声(11/24)
↑『レヴェナント:蘇えりし者』(アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督)のスクリーニングが遂にスタート。現時点では上々の反応が返ってきている模様(11/23)
↑レオナルド・ディカプリオがアメリカ映画俳優組合(SAG)アクターズ・インスピレーション賞を受賞へ。ディカプリオは『レヴェナント:蘇えりし者』(アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督)により悲願の初オスカーを狙う(9/25)
↑『The Revenant』(アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督)のレオナルド・ディカプリオが壮絶演技を見せているとの噂。演技過剰ととられなければ、主演男優賞レースのトップコンテンダーになるだろう(8/1)