平田 一と申します!ゆる~く、時にはっきりと♪ -6ページ目

平田 一と申します!ゆる~く、時にはっきりと♪

基本は映画やアニメ・漫画。それと自分自身のことを簡潔に伝えるブログです。企画二つも行ってますので、コメントよければお願いします!

南米アルゼンチン映画界のフアン・ホセ・カンパネラ監督(TVドラマ『Dr.HOUSE』)がエドゥアルド・サチェリ著の小説(2005年出版)を2009年に映画化し、第82回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞したアルゼンチン映画の傑作スリラー『瞳の奥の秘密』。それをハリウッドがリメイクしたのが本作『Secret in Their Eyes』ですが、エレベーターのジュリア・ロバーツの表情が本当に凄かったです…。

そんな気になるアルゼンチン映画『瞳の奥の秘密』の主なあらすじは、



”銀行員の若いリカルドが結婚したばかりの愛らしい新妻リリアナ。しかしリリアナは何者かによって自宅で惨殺されてしまう…。事件発生の1974年当時、捜査にあたった検事イレーネの助手ベンハミンが約25年後、引退した現在の視点から過去を振り返り、小説にまとめようと執筆に取りくみだしていく中で、あらためて事件の謎が浮上し、その背景を探ることに…。”

といった文章のように過去と現在が跨った内容で、これを『ニュースの天才』(2003年)や、『アメリカを売った男』(2007年)を手掛けたビリー・レイ監督がどのようにリメイクしていったのか大変気になる話ですが、色々変更が出てるようですね。

オリジナル版のヒロイン・イレーネにあたるニコール・キッドマンのクレアに関してはオリジナル映画に近い設定のまま留め置いたようですが、主人公のベンハミンに相当するチゥエテル・イジョフォーの主人公レイがクレアの管轄で事件に臨むFBIの捜査官とし、その同僚の捜査官であるジュリア・ロバーツ扮するジェスを、前述の被害者の夫である銀行員のリカルドにあたる立場に変えているようです。

さらにオリジナル映画では、被害者は愛らしい新妻だったのが、リメイク版はジュリア・ロバーツ扮するジェスの娘に代えられたわけですが、この設定の変更によって、オリジナルのアルゼンチン映画が一見、スリラーのように見えて、実は…、上司のイレーネに対して、恋心を抱きつつも、踏み出せなかったベンハミンの後悔と、ようやく結婚した愛妻が殺されたことで、本当だったら、その妻と一緒に過ごすはずだった楽しい人生のすべてを奪われてしまった、ほんま気の毒すぎるベンハミンの無念とを重ねあわせ、互いに愛を失った哀れな男たちのラブ・ストーリーであったことが高評価をされて、オスカー受賞の栄冠につながっていたわけですから、映画の真のテーマとなる重要な核の設定がこの情報を見る限りだと変えられているということになりますね…。

そうした設定の変更の結果、ハリウッド版のリメイク映画は、ひとまず予告編の印象としては、娘を殺されたジュリア・ロバーツのジェスの母としての復讐譚を描いた単純なスリラー作品のように観受けられることになるわけですし、ビリー・レイ監督はオリジナル版の重要な核をどのように描き直したのでしょうか!?

またオリジナル映画ではついに犯人を追いつめるも、1970代の後半から80年代のはじめにかけて、アルゼンチンが軍事政権下に統治されていたことで、当時はけして、正義はまかり通らなかった…という歴史の汚点や、暗部をからめたことによって、観客まで悔しくて、矛盾に歯ぎしりをしたくなるような社会批判の側面も持っていたのですが、果たして今回のリメイク版でビリー・レイ監督はどのようにして、リメイク映画にも社会性を持たせたのか気になりますね。

僕はオリジナル映画をまだ見れてないので、どんな作品か気になりますがなかなかユニークな作品みたいなので、近いうちに見ようと思ってます。見てないのに内容を書くって変なものですね。そこはどうかお許しを(苦笑)

追記(7/4)アカデミー賞専門サイトより、
↑「瞳の奥の秘密」のハリウッドリメイク『Secret in Their Eyes』(ビリー・レイ監督)でオリジナルキャラクターを演じるジュリア・ロバーツが想像以上に大きな役割を果たしている模様

↓『Secret in Their Eyes』(ビリー・レイ監督)のBUZZは依然停滞気味。キウェテル・イジョフォー、ジュリア・ロバーツ、ニコール・キッドマンらスター俳優が揃っているが…(11/1)

→ 邦題決定。『Secret in Their Eyes』→『シークレット・アイズ』。ビリー・レイ監督、キウェテル・イジョフォー、ジュリア・ロバーツ、ニコール・キッドマン出演(3/11)

https://m.youtube.com/playlist?list=PLBvkXcgWx_V9ZffUeJG5IZ8gGZzrOeHet