ハミングヘッズは9月8日、自社開発の検索エンジン「Justy Finder」のβ版を公開し、サービス第1弾として家電やPCなどの価格比較検索をリリースした。

 情報漏えい対策ソフトなどを手がける同社のソフト開発技術を活用して開発したロボット型検索エンジン。同社Webサイトのトップページから利用できる。

 第1弾の価格比較サービスでは、ECサイトやメーカー直販サイトで現在販売されている商品のデータ約1000万件を収集し、約5時間ごとに更新。常に最新の情報を使って最安値を検索できるという。またSEO対策やリスティング広告に影響されないため、公平な検索を実現しているという。

 今後機能を拡充するとともに、不動産や金融、ブログ、ニュースなど検索カテゴリーも拡大。「日本を代表する検索エンジンを目指す」としている。


いまさら・・・
米Googleは9月8日(現地時間)、検索キーワードの入力を予測して検索結果の候補を提示する新機能「Google Instant」を発表した。【佐藤由紀子,ITmedia】

 まず米国、英国、ドイツ、ロシアなど7カ国から順次対応していく。対応するWebブラウザはGoogle Chrome Ver.5と6、Firefox 3、Mac版のSafari 5、Internet Explorer 8。近いうちにモバイル版もリリースする計画という。

 Googleの検索には、これまでも検索キーワードを入力するとオートコンプリート機能でキーワードの候補を提示するインクリメンタルな「Google Suggest」機能があったが、Google Instantでは候補だけでなく、検索結果まで表示する。入力を続けると、リアルタイムで候補とその検索結果が変化していく。

 Google Instantを利用するには、Googleアカウントでログインしている必要がある。同機能は初期設定で有効になっており、検索枠横の「Instant is on」で無効にできる。

 Googleは新機能のメリットを3つ挙げている。まず、キーワードを入力し終わらないうちに検索結果を提示することで、2~5秒の時間短縮を実現できる。次に、正確なスペルを覚えていなくても、候補の中から正しいキーワードを選べる。そして、キーワードを完全に入力しなくても検索結果を得られる。

 Googleは、新機能でネットの接続速度が遅くならないよう努めたが、接続速度が遅い環境からの検索では自動的に同機能をオフにすることを検討しているという。なお、新機能がオーガニック検索(有料サービスに関連する結果を除いた検索結果)の順位に影響することはなく、SEOに影響することもないとしている。また、検索広告が入力予測の結果にも表示されるため、広告インプレッションへの影響があるとし、新たなインプレッションのカウント方法をヘルプセンターで説明している。
Google、週当たりの検索ユーザー数が10億人を超えたと発表

米Googleは9月8日、サンフランシスコの近代美術館において、Google検索の新機能「Google Instant」を披露するイベントを開催した。

 同社で検索製品およびユーザーエクスペリエンス担当副社長を務めるマリッサ・マイヤー氏がイベントの冒頭で、Google検索のユーザー数が、週当たりで10億人を超えたと発表した。同氏は、Google Instantを利用することで、ユーザー全体が検索に費やす時間を年間で3億5000万時間削減できると語った。

 マイヤー氏によるGoogle Instantの概要説明に続いて、プロダクトマネジメントディレクターのヨハンナ・ライト氏とソフトウェアエンジニアのオサー・ハンソン氏によるデモが行われた。2人はユーザーの位置情報や検索履歴を反映した検索結果がリアルタイムで表示される様子を紹介。数カ月後に公開を予定しているモバイル版も、米Motorola製Droid 2で操作して見せた。

 イベントの最後には質疑応答の時間が設けられ、Googleの共同創業者で技術部門担当社長のサーゲイ・ブリン氏も登場した。AdWordsへの影響(影響はないという回答)やSEOへの影響(ランキングに変化はないが長期的には検索の形態が変化する可能性はあるという回答)などに関する質問が投げられた。モバイル版および日本と中国での公開の予定についての質問に対しては、それぞれ向こう数カ月以内という回答だった。

 約1時間半にわたるイベントは、Googleの公式YouTubeサイトで視聴できる。