奄美大島〜加計呂麻島旅・3日目。 | 釈徹心のブログ

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「釈徹心」と改めましたのでよろしくお願いいたします。
難聴当事者の生活の中で見えたことを中心に、
仕事であったり遊びであったり四方山を書き放っています。

 いつもの旅であれば朝日が昇る前に目が覚め直ぐに朝食にするが常なのですが、一昼夜で1300Kmほど走り抜けてきた疲れからなのだろうコミュニティバスの気配で目を覚ました時間が7時を少し回っていた。

 昨夜テン場としたところはコミュニティバスの折り返し点の東屋であった。(地名は失念してしまった)

 ま急ぐ旅でもないのでのんびりとお湯を沸かしコーヒーとパン+魚肉ソーセージで腹ごしらえをする。

 

 荷物をまとめ再びバイクに跨り奄美大島最南端を目指す。

最南端は「瀬戸内町」で、海岸からは対岸の加計呂麻島がよく見える。ふと海に目を落とすと澄んだ海にこ魚が群れをなして泳いでいる。

 

 10時、古仁屋港(こにや)から加計呂麻島・瀬相港(せそう)行きのフェリーに乗る。

 瀬相港の真ん前にあるおみやげ屋さん兼食料品店に入り餌を調達し、目的の一つであるほう斉地内のガジュマルの巨木を見に行く。

樹齢300年とも言われているが、ガジュマルとデイゴの木は各集落で「御神木」とされ大事にされているとのこと。

何本もの集合体のように見えますが、実は一本の木なのです。

「木根」と言われている根っこが枝の途中から垂れ下がり、やがて地面に着くとあたかも幹のように見えます。

 (ガジュマルはマメ科の木に属し、木締め殺しの木とも言われています。)

 何とも形容しがたい迫力と生命力がビンビンと伝わってくる。

抱きつきたい衝動に駆られるが、保護のため根元への侵入は固く減じられているのが少し残念であった。

のんびりと昼飯を食いながらスケッチする。

スケッチしていると次から次と構想が浮かぶ。

この生命力をどのように表現するのか?

圧倒的な迫力を果たしてキャンバスに写し取ることができるのだろうか?・・・などなど。