こないだ、茨城の大家族
石田さんチの番組放送があった。
数ある大家族ものの中で、石田さんチは本当にまともで大好きだ。
ストレートに物を言う石田さんチのお父ちゃんとお母ちゃんの発言にいつも共感する。
そして、お父ちゃんとお母ちゃんを観ていると、子供に媚びてなくてとても安心する。
子供を可愛がるのと媚びるのは別物、
自由と無責任とは別物、
石田さんチはその当たり前が当たり前にあり、
観てても気持ちの悪い違和感が全く無い。
今の時代、こういう親は激減している。
ゆとり、さとり、子供の個性を尊重の名のもと、
言葉を言い換えて子供に媚びた教育を施した結果、
与えられること、受け入れられること、耳触りの良い言葉ばかりが当たり前として育った子供は、義務を果たさず権利ばかりを主張する。
ザ・子供上位。
そんな子供の最終形態は、困難や忍耐にとても弱い(笑)
そして子供上位な教育をしている親って結局のところ、怒らない、叱らない親は器の大きい良い親=人間ができているって勘違いしてて、まわりから自分がそう見えてたい、思われたい人なだけ。
だから結果、公共の場で走り回ったり騒いだりして迷惑かけてる糞ガキは野放しだったり、
どう注意してるのかを聞いてても、
アンタそれって注意やなくただ子供のご機嫌とってるだけで注意になってないでと、なる。
どれだけ時代が変わろうが、教育が変わろうが、
人に迷惑をかけるのはアカン!
自分のケツは自分で拭く!
これは子供を育てて行くうえで絶対に変わらないものである。
シンプルにアカンもんはアカンのだ。
人が生きて生活している限り、
叱らない怒らない耳触りよくの理想論で対応できる事案ばかりではないのだから、
ゆとりやさとりの綺麗事と理想論での子供上位子育てでは、人は真っ当には育たないのである。
石田さんチはこの部分に全く揺るぎがない。
そして、石田さんチの最大の特徴は、
無責任にボンボコ妊娠を繰り返して産むだけの大家族ではないということ。
子沢山なのはお母ちゃんの生い立ちが関係していて、お母ちゃんなりのきちんとした理由があり(以前どこかの回でちゃんと放送されてた)、他の無責任な大家族とは次元が違うのだ。
なので石田さんチのお子さん達も、若くして無責任に妊娠して(させて)ボンボコ産み捨ててなどが皆無。
大家族の子供にありがちな、
若年で未婚出産を繰り返すや、結婚と出産と離婚を繰り返し、出産した何人かのベビーは育てられずに施設に入れているにも拘わらずまた出産〜てな人としての道徳の欠落した、気持ちの悪い大家族と同じ土俵には無いのだ。
そう、石田さんチは
子供の人数は多いが至って普通の感覚の普通の常識と社会性のある家庭なのだ。
他の家庭より子供の人数が多い分、普通の家庭に起こることが子供のキャラ毎に面白い、良い意味でただそれだけなのである。
子供のキャラ毎に多種多様でも、
お父ちゃんとお母ちゃんの中での人として大事なものが揺るがないので、子供毎に子供の顔色を見ながら対応を変えたりだとかは一切なく、
対応は一貫している。
だからお子さん達も、お父ちゃんとお母の揺るがないものをきちんと受け継ぎながら、
それぞれがそれぞれの道を真っ当に生きていらっしゃる。
長男ターキーは、まさに「デキる男」。
そしてそれを支えるお嫁さんの洋子さんも素敵なのだ。
今回の放送では、家族旅行の費用を全額智広くんが出している内容やったけど、
旅行ってかかるのは宿泊費用だけじゃないやん?
どっか観光したら別途に諸々費用かかるしな。
そういう費用は旅行計画者のターキーが多分負担してると思うんやけど(勝手な想像(笑))、
ターキー夫妻はそういう部分て一切出さないねんな。
何事も、家族の為にこんなにやってます!感を一切出さない、恩着せがましいヘンな湿気が微塵もないサラッとしたご夫婦なので、大好きやわ
家族の為にこんなに〜な雰囲気になろうもんなら、ターキーは都度「自分は大したことなどしていない」と、独特な言い回しでクールに言うねんな
でも、クールなだけではないのだ!
デキる男のターキーは番組の構成上の諸々にも協力的で、尻出しも厭わない本当にデキる男なのである。
毎年家族旅行での入浴シーンでは尻出し放送もOK
。
尚且つ、入浴シーンのあとあとの編集の大変さ、「モザイクはコストがかかるから」と制作上の大人の事情にも配慮、素晴らしくない?(笑)
てか何より、全国ネットで尻出し放送OKにしてくれてる洋子さんの懐の大きさよ!(笑)
日テレは洋子さんに足向けて寝るなよ、と言いたいわ(笑)
それから、私が一番好きなのは次女の芽依子さん!
そう!あの有名なヨーグルト事件の芽依子さん!(笑)
石田さんチを語るうえであのヨーグルト事件は外しては語れないので、未だに当時の映像が必ず流れる伝説のヨーグルト事件(笑)
今回は、インド人がターバンを巻くかの如く、
洗髪後の長い髪をバスタオルで瞬時に纏める姿がとても面白かった!(笑)
そして、19才の猫を置いては行けない為、今回の家族旅行には不参加だった芽依子さんの優しさにホロリ。
それから、お母ちゃんの「子育てはひふへほ」
にめっちゃ共感。
最近の親って、晩婚と少子化のせいか知らんけど子供に手をかけすぎじゃない?
与えすぎじゃない?
期待し過ぎじゃない?
と思ってる私は、やっぱりお母ちゃんの子育てが大好きだ。
手をかけすぎ与えすぎが良い親ではないのだ。
はひふへほの「ほ」、
ほどほどに である。
そして、
今回の隼司くんのマイホーム購入騒動で、
「バカじゃねぇのかって思っても、出してしまうのが親なんだよ」って言ってたお父ちゃんのあのシーン。
親が子を思う気持ちが凝縮されてて涙涙
ただ、今回の放送でそれ放送しちゃうのどうなの日テレさん!って思ったくだりが1カ所だけあって。
隼司くんがマイホーム購入の頭金をお父ちゃんに借りに行ってお父ちゃんにメロン渡した後から暫くのくだりは、
こんなご時世やねんから、防犯上あそこは放送しないほうがよかったんちゃうの?
日テレさん、もうちょい配慮が必要やったんちゃうの?と思った
郵便物が「茨城県 石田さんち」で届くほど、
有名な石田さんチなら尚更石田さんチへの配慮が必要やったんちゃうんかな〜って思った。