はじめまして。


石原ウルと申します! 今日から気まぐれに『ブログ小説』を書かせていただきます。


正直言って私は小説をこのように公開して書くのは初めてなので誤字、脱字などがありましたら遠慮なくお教えください。


また、アドバイスなどを伝えてくださると助かります。


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プロローグ

 
 ――これを決行するのには、多少のためらいがあった。


 青年は辺りを見回す。

 
 人がいないことを確認し、緊張や恐怖。様々な感情が混じり微かに震える両手を重ね合わせ、
「落ち着け、落ち着け、落ち着けっ」と呪文のように呟いた。


 
 大きく深呼吸をし、錆びた門を登る。ときより聞こえる鉄の音が、青年の不安を掻き立てる。


 秒針が二度目の一周を終えたころ青年は砂利だらけの地面に足をのせた。

 
 もう一度周囲を見回す。

 
 誰もいない。


 青年の目の前には色あせたた校舎があった。月明かりさえ通さない暗闇のせいか不気味に見える。


 彼は前へ前へと進み、幹の太い桜の木の前で立ち止まる。