体外受精へステップアップするにあたって、保険適用になるとはいえまぁまぁなお金がかかります
( ̄▽ ̄;)
なので、わたくし色々お勉強しました!

そのなかでも、
Xのくろまめさん(産婦人科医)のツイートがとっーーーても役に立ったので、いくつかのツイートを紹介しようと思います
⚠️注意⚠️
これからご紹介するツイートは2023年より前のものなので、現在は状況が変わっている可能性があります。
実際にこれから体外受精へステップアップする方は、くろまめさんのツイート然り、ご自身でも最新の治療成績・治療方法など調べてみてください
くろまめさんのXのアカウント↓
https://x.com/tinykuromame?t=Nn2qUECfSxiDyKF2lqXJBA&s=09https://x.com/tinykuromame?t=Nn2qUECfSxiDyKF2lqXJBA&s=09
以下、くろまめさんのツイートより参考になりそうなものを抜粋
保険はやはり、レトロゾール+ゴナール隔日〜連日、10個くらい育ててからの新鮮胚移植が最強ですね。ガンガン妊娠しています👍

新鮮胚は凍結胚より卵管には行きやすいですが、手前に移植するなど工夫してやったりはしています。施設毎の判断ですね…

乳酸菌0%でも慢性子宮内膜炎がなければ普通に妊娠しますので、乳酸菌が増えるまで移植見送り、フローラ検査を繰り返す、とかは時間とお金の無駄だと思います。
むしろ、内膜炎の治癒した時を見計らってすぐに移植したほうがよいです。時間が経つと再発する人も多いので。

フローラに関してはエビデンスがまだ少ないですが、フローラ不良と早産との関連は報告されているようなので(Nature med. 2019) 、乳酸菌0%の人には逆に妊娠後のラクトフェリンや乳酸菌摂取継続をすすめるようにしています。
自分も同様です。内膜炎という着床障害の答えがあってその原因がフローラにあるなら叩くが、フローラがおかしくても内膜炎がないなら叩かない。結局、この検査自体が菌の量ではなくバランスしかみれていないところに起因する。
結局フローラだけでは何も結論はできないですね。
→私見

1人目の体外受精の前は、内膜炎の検査を推され、フローラはどっちでもいいよという感じでした。
でも、2人目の不妊治療を開始するときは、フローラの検査を推され(先進医療になって助成金でるようになったから?)、内膜炎はどっちでもって感じに変わってました。
結局2つ検査すべきなのか謎です…

特に自然妊娠歴があると、「自然でも妊娠する力がある」とポジティブに考えてしまう傾向があるけど、妊娠できることと出産できることは、全く違う次元の話ということは強調しておきたい。
30代後半で流産歴があるということは、卵の質が悪いということなので、それだけで高度治療の対象にはなり得る。
→私見

まさに私30代後半で流産😭
1回自然妊娠したことでポジティブに考えてしまい、体外受精までステップアップしなくても大丈夫でしょって思い込んでた

今思えば、1回自然妊娠してるとはいえ、もっと早く体外受精にステップアップしたほうがよかったなと思います


着床前スクリーニング(PGT-A)は、卵子提供という選択肢があってこそ汎用される技術と思う。
PGT-Aは、流産しないことと引き換えに胚の可能性を削る・減らすこと。
胚盤胞が豊富にできる人なら問題ないが、そうでない人にとっては、出産可能性を減らすリスクもある。
PGT-Aが広く行われるようになってから、施設による正常割合の差を目の当たりにすることが増えた。3割と8割の差よ。
技術の良くない施設でPGT-A正常胚移植するより、良い施設で未検査胚移植するほうが妊娠率的にも費用的にも断然良い。
下手に検査に手を出すより、まずは総合技術アップだよ。
技術あるところだとしてもpgtを第一選択でやる理由ほぼないですね。今のところ。保険が安すぎますね
第一選択はないですね。保険安いですが、今のところ40代の治療は保険自費どちらが正解かわかりません。。

卵巣PRPとかも、ほぼ人体実験だと思ってます。
大体、POIの固くて小さい卵巣に本当に液体を注入できるのかね?ほとんど腹腔内に入れてるだけでしょう?
データがあるなら信じますよ。

若い着床不全の患者さんの不妊原因は、慢性子宮内膜炎と窓ずれのどちらかがほとんど。
どちらも考慮しない施設に通い続けることほど、無駄なことはないよ。
今まで排卵周期での移植でタイミング禁止してこなかったけど、最近1個移植の多胎妊娠が続いて反省してる。治療歴浅い人は注意だけど、そうでなくてもいきなり双胎あり得るから…
特に慢性子宮内膜炎治療後が多い。保険でステップアップ容易になったけど…やはり体外受精始める前に検査すべきだろうな😣

今のところ保険採卵は自費と遜色なく好成績得られてますし、むしろ若い患者さん増えたので全体的には好転すらしてますね。
移植の成績や貯卵できないことの影響を含めた長期的な視点での結果はこれからです。
高年齢の患者さんはやや刺激が不足しがちですが、フェリング使えるようになれば問題ないと思います。
難治性になると、やはり保険では難しい場合もありますね。

よくある年齢別の胚盤胞の正常胚割合は、結構個人差が大きい。
実際には、良好胚盤胞が毎回できるけど、何個検査してみても全て異常、という人は38歳くらいからいることは、意外と知られてないと思う。
15個続けばやめどきだと思うけど、納得するための検査にしては費用がかかりすぎる。
けれど、知らずに移植し続けるのも馬鹿馬鹿しい。
難しい問題😢
侵襲型のPGT-Aは、これ以上妊娠率上がらないと思うから。非侵襲の技術が確立して、普及して、先進医療として認められるのにあと5年くらいかな。
以上、私が参考になったくろまめさんのツイートでした

「自然でも妊娠する力がある」とポジティブに考えてしまう傾向があるけど・・っていうツイートが1番私はグサグサ胸に刺さりました…
でも、ズバッと言ってもらわないと気づけない(むしろ気づかないフリしてたかも)こともあるので、貴重なご意見だなと思いました‼️
最近のくろまめさんのツイートはあまり見れてないですが、
ぜひぜひ不妊治療される&されている方は参考にしてみてください
SAYURI