人格障害、聞いてことないコトバ。
私は時間があればネットで
「人格障害」
「パーソナリティ障害」
などを調べまくる。
色んなパターンがあるけれど、
境界性パーソナリティー障害と自己愛性パーソナリティー障害の項目が夫にぴったりと当てはまる。
その項目は、
衝動をうまく制御できない
周囲の人々を軽視する
感情をコントロールできない
少しのことで癇癪を起こす
自殺のそぶりをを見せる
人に見捨てられる恐怖を抱いている
と、あげ出したらキリがない。
なんてぴったりなんだろう。
この病気は治ることが難しく、距離を置くことを勧める記述が見られた。
先生はこのことを言っていたのだろう。
離婚、、離婚、、、
口に出してはいたが本当に離婚するのか?と現実に突き刺さるとなんだかとても恐ろしくなった。
子供の悲しさ、夫のいない生活、自力で働くこと、世間体、、。
私はとりあえず考える時間を取るために夫と暮らし続けた。
少しでも改善の余地があるなら、と藁にもすがる気持ちで夫とゆったりとした時間を過ごす。
カウンセリングでは、話がどんどん進んでいた。
先生は夫に
「あなたは小さい時にとても辛い思いをしたね。
それを今大丈夫だとあなたは思っているのかもしれないけれど、今でも心から少しずつ血が流れている。傷をふさがない限り止まることはない。」
というようなことを言われた。
夫はその場で泣き出した。
子供のように大きな声を出して。
私はそれを見て、多分引いた顔してしまった、。
その日のカウンセリングが終わると夫が私に
「コトがいなくてもカウンセリング行けるよ。これからは一人がいい。」と言い出した。
カウンセリングが始まって半年くらいのことだった。