今日は南座『三月花形歌舞伎』を観劇しました。
花形歌舞伎は平成生まれの若手歌舞伎役者がメインとなる舞台。
日程が合えば、観劇しています❣️
歌舞伎に親しみのない方々にも見やすいように必ず役者による前説、解説付きというのが特徴です。
今年は役替わりでAプロ、Bプロに分かれています。
今日観劇したのはBプロ。
前説は中村壱太郎丈でした。
演目はお馴染みの仮名手本忠臣蔵と今回の花形歌舞伎に合わせた新作の二本立て。
今回上演された仮名手本忠臣蔵の五段目と六段目は勘平の悲し過ぎる最期が描かれている、どちらかと言えば暗いというか…切ない段なので、実は私はあまり好みではないのです。
あくまで演目のみですが😅
しかし!その切なさを吹き飛ばすように楽しく、明るく、しかも殺陣の醍醐味を堪能出来たのが新作でした💕
『忠臣いろは絵姿』
仮名手本忠臣蔵の七段目から最後の討ち入りまでをダイジェスト版として舞繋いで行きます。
上の巻 花の山科
設定として花街の人々が楽しく華やかな舞い踊る。
主に壱太郎丈、右近丈、千之助丈の3人がメインで踊ります。
特に客席が沸いて盛り上がったのが、壱太郎丈と千之助丈の人形振り。
右近丈の幾つものお面を被り、1人で数人を演じ踊り分ける舞。
どちらも本当に楽しく盛り上がりました💕
良かったです!
下の巻 雪の討ち入り
これは殺陣が素晴らしくて盛り上がりました❣️
しかも、上の巻と下の巻の間では壱太郎丈と右近丈が2人で素に違い状態でアドリブで沸かせてくれました♬
右近丈は「明日は休みだから〜!」とハイテンションでした。
明日は休演日!✌️
新作『忠臣いろは絵姿』本当に良かったです❣️