梅田芸術劇場『エリザベートガラコンサート』観劇しました。
明日海りおさんトート閣下、蘭乃はなさんエリザベートの花組バージョン。
OGばかりとは思えない皆さん方、現役感バリバリの素晴らしい舞台でした❣️
明日海りおさんは麗しく、冷たい美貌のトート閣下でした。
現役時代の花組トップお披露目公演の優しさのある感じとは違い、その存在感は増していました。
しかし、今回は歌が弱く感じました。
もともとみりおちゃんは歌の人ではなく芝居巧者ですが…特に歌が弱いと感じたことは一度もありませんでした😅
梅芸で前回観たミュージカル『ポーの一族』でも感じなかったのに、今回初めて感じました。
特に、歌の出だしが弱い。
高く張り上げるところや中盤は大丈夫ですが…。
なぜなんだろう?と不思議に思っていたら、カーテンコールの挨拶で「昨夜は4時までエリザパンフレットを熟読して、寝ていない」と。
疲れから声が出ていないのか?😅
エリザベートの蘭乃はなさんは良くも悪くも昔と全く変わっていない…。歌はイマイチ😅
以前のエリザベートは芝居で観られた感じでしたが今回は芝居もあまり…。
でも、それをカバーしてあまりあるのがその他の出演者の皆さん方の素晴らしさでした。
今回初役となったフランツ・ヨーゼフの鳳真由さんが素敵でした。
優しく気品があり、父親としての厳しさもあり、好演していました。
さらに、存在感抜群の厳しさで見せてくれたゾフィーの純矢ちとせさん。
安心して観られました。
狂言回しとして物語を引っ張るルキーニの宇月颯さんが安定の上手さでした。
ルキーニの脂っこい感じは少なく軽い感じながら、存在感がありました。
そして、なんといってもルドルフの七海ひろきさん!
まるで何度もルドルフを演じているのでは?と錯覚するくらいに、ルドルフそのもの。
気品と優しさが一杯でした❤️
明日海トートと七海ルドルフの「闇が広がる」良かったです。
なかなか観られない同期のトートとルドルフでした。
何度目かのカーテンコールでみりおちゃんがカイちゃんに「ルドルフどうでしたか?」と振っていましたが、カイちゃんは「トート閣下と黄泉の世界に行かれて、嬉しい」と言っていました😊
主な出演者だけでなく、全出演者さんが現役感バリバリでしたが、特に全日程出演のゾフィー取り巻きの面々の皆さんの安定感が素晴らしくて、綾月せりさん、扇けいさん、天真みちるさん、美翔かずきさん、貴澄隼人さん、如月蓮さんが特に良かったです。
花組バージョンではありますが、元月組生、そして89期生の活躍が目立ったガラコンサートでした。
普通に写メしたはずが動画になっていました🤣