構造や事情により複製が(難しいのではなく)出来ない鍵や、純正のお取り寄せも出来ない鍵の場合、最終的に鋳造による複製という手段があります。


鋳造というと型の作成と鋳造それぞれの工程において収縮が起こりますが、当店でご用意している方法ですと最小限の収縮で済みます。


流石にディンプルキー(穴ボコキー)などの超精密キーの場合は精度が不安ですが↩︎

・棒鍵(門扉、箪笥、船など)

・菅鍵(同上)

・ギザギザキー(最も普通の鍵)

・ウェーブキー(波状に彫られた鍵。車のメカニカルキーなど)

などでしたら、鋳造後に微調整しながら使える場合が殆どです。




写真は真鍮による大昔の菅鍵(エースキー、チューブラキーとも)です。

渋いです。

その他金銀白金による酔狂な鋳造も可能です。

10年以上前、鋳造工場に勤めていたときはベントレーの純金の鍵の注文が来たことがあります。

ダットサンや旧ベンツ、ハーレイなどに、silver925製の鍵を挿すのはカスタムの一つとしてありだと思います。



例えばこちらの鍵(下の純正キー)を鋳造した場合ですと、プラスチック部分ごと型を取ります。ですのでプラ部分も本体と同じ素材(金銀白金真鍮)になります。


こちらのトヨタ鍵写真の手前は、スマートキー(日産ですとインテリジェンスキー)に内蔵されているメカニカルキーです。

この場合はヘッドがついておりませんので、他の鍵のヘッドをドッキングして型をとり鋳造することが可能です。

お洒落なアンティークキーのヘッドをぶったぎってドッキングさせてもいいですし、無難なよくある丸型ヘッドをドッキングさせて作ることも可能です。




まだ新しいサービスですので追々情報を更新します。



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