数少ない友人と金曜の夜から明け方まで話し込みました。

最初は友人の悩みを聞いていたんだけどその内エンタメの倫理観ラインの話になり、倫理観ラインが自分に合う作品が少なくてつらたん…チーンみたいな話を延々としていた。…この絵文字何?顔怖いんですけど。

倫理観ラインとはリアリティラインの倫理観版で、私と友人の間で勝手に作った言葉です。要は自分の倫理観と作品の倫理観がズレていると作品に集中できなくてしんどいという話です。

女の子キャラがめちゃくちゃどぎついセクハラ…を通り越したもはや性犯罪をガンガンかまされてるのにスルーされてたり、大人が子供を平然と戦争に駆り出しその行為が作中で肯定されていたり、これもう虐めじゃん…ってレベルの弄りが「仲良しこよしだよ♡」って演出になってたり。そういう、倫理的にアウトでしょ、と感じるレベルの行為が作中で「アウトではない」と肯定されていると、「いやいやいやアウトだよね!?」ってところに意識が向いちゃって内容を楽しめない。つらたん。

それで、日本のエンタメ作品だと、自分の倫理観ラインに合う作品がとても少ないんですよ…という悩みを友人と話していました。少年少女を平然と戦場に駆り出す大人キャラが多くてしんどいですお前が出撃するんだよ!


尚、私と友人の間で倫理観ラインがきちっと合う作品として高評価だったのは進撃の巨人です。進撃は本当に、いろんな描写において倫理観がしっかりしている。隙のない作品だなと感じます。倫理的にアウトな描写が、ちゃんと酷い行為として描かれるのでたいへん安心します。

あと、えぬえちけーのアニメも倫理観がしっかりしてる作品が多いです。数ある原作の中からちゃんとスキのない作品を選んでいる。さすが教育も担うチャンネルです。


私は海外作品も嗜むオタクですが、欧米の作品は倫理観ライン高いものが多いですね。あちらの作風として、「ファンタジーにもリアルを求める」というのがあるんじゃないかと思います。倫理観ライン以外のところもリアルなので、ラインを合わせたい人にはオススメです。