いつもより早起きした。
そのわけは、栃木へ日帰り旅行するため。
だいたい眠れない質なんです。
旅行に行くまえの晩は興奮してか、
眠りがどうも浅くなり、
目覚まし音が鳴るよりもさきに自然と目が覚める。
だから、
電車に乗っているときは、ほとんど寝ていた。
家族そろっての旅行でしたが、
気まぐれなもので、
急遽日光にも足をのばしてみようということになってしまった。
臨時快速に乗って、一路日光へ。
『男体山』の頂きは、いまだ雪が残っており、
風がひんやりと冷たい。
『東武日光駅』を出てからは、
歩いて二社一寺のほうへ、てくてく歩いていった。
途中に見つけた『モヤさま』の足跡。
そういえば日光に行った時のモヤさまをテレビで観たな。
と、記憶が即座に甦った。
好きな番組だけど忘れていた。
二社一寺までの通りは、
10年ほどまえの昔とは様変わりしていた。
おしゃれな通りになっていたことに、すこし驚いた。
『神橋』が見えるあたりでお腹が空いたから、
レストハウス『あさや』で食事。
店員さんに置かれた湯のみ茶碗は、
『見ざる、言わざる、聞かざる』の『三猿』をモチーフにしている。
可愛い。
日光名物といえば『ゆば』です。
ぼくは、ゆばラーメンを注文した。
ちょうどいい醤油スープのしょっぱさ。
全体的にやさしく、
淡白なゆばを、じょうずに活かした味付けに満足。
舌もお腹も満足した。
さあ、
いよいよ『日光東照宮』 『日光山輪王寺』 『日光二荒山神社』だ。
ぼくは、はりきった。
ところがです。
家族のみんなが栃木観光が本来の目的だからと、
東武日光駅に引き返そうとの意見が飛びでた。
えええっ、どうして?
せっかくここまで来たのに!
そんなぼくの動揺を汲み取ってくれず、
けっきょく多数決で引き返すことになった。
う~ん、仕方ないか。
そもそもこの日帰り旅行の発案は、
ぼくではない。
誘われて参加したのだから、
抗議する資格はない。
多数決に従いました。
骨董店やアンティーク店などが、
通りを挟んで商売している。
そのひとつのお店に寄り、
古~いポストカードを2枚買いました。
最後のほうで載せます。
ひんやりした日光にくらべ、
栃木はじっとり汗ばむほどだった。
小江戸、蔵の街とか呼ばれている栃木市です。
しかし、
先日訪れた川越よりも、規模は小さい。
それでも白い蔵壁の風景は美しい。
こどもの日を明日に控え、
『巴波川』には、鯉のぼりがずらりと泳いでいた。
もちろん本物の生きた鯉も、わんさか元気に泳いでいた。
川のほとりに『矢車菊』が咲いていた。
おりしも、
蜂が蜜を集めに翔んできた。
春だな~。
矢車菊の青さは、鮮烈だ。
とある店のウインドウに飾られていた絵皿。
踊っている、踊っている。
日光東照宮に弊紙を奉納する勅使が通った『例幣使街道』を、
『新栃木駅』まで歩いた。
でも、まっしぐらでもなく、
休憩するために入った『ココス』で、
『ニューヨーク チーズケーキ』を味わった。
ほんのりすっぱいチーズケーキは大好き。
さて、約束をたがわず、
最後に日光で買ったポストカードを載せます。
どうなんだろう?
正真正銘アンティークなのか。
ひっくり返してみると、
アメリカのポストカードには直筆の英文が書かれている。
もしかしたら、
アンティーク風に加工したのかと、やや疑ってもいる。
真贋を判断する能力は、
ぼくにはない。
う~ん、わからない・・・。
もやもやしたまま、
この観光ブログを終えます。