きのうは買い物の帰りに『ブックオフ』に寄って、
『俳遊の人 土方歳三』という新書を見つけて、興味を持った。
だけど、衝動買いせずに一旦自宅に帰り、
通販『アマゾン』のレビューを確認してから買ってもいいだろうと判断した。
土方歳三ファンだが、つまらないとのレビューが多かったら、
やめるつもりだった。
驚き!
この本、アマゾンでは新品の販売がまったくなく、
中古だけの販売だ。
衝撃はその価格。
中古価格が最低でも2,493円になっている。
最高だと6,232円!
おまけにコレクター商品の出品だと12,600円!!!
にわかに心が騒ぎ始めた。
おおよそ新品価格を下回るのが普通だが、
俳遊の人 土方歳三は貴重なのだ。
中古価格が高騰している。
レビューうんぬんの問題ではなくなった。
一夜が明け、自転車をブックオフへ走らせた。
誰かに奪われてはならない。
なにせ、ブックオフでの価格が400円だ。
さらに運よく150円引きのクーポン券を持っているから、
支払いは250円になる。
書棚から消えていないように・・・。
そう祈りつつ、急いだ。
あった!
これはブックオフのミスなのか?
中古市場価格を調べずに本棚に立てたのか。
ほかの本と一緒に並んでいるのを確認して、
杞憂は一瞬にして消えた。
はしゃぎたくなるくらいの歓びを隠し、
その本を引っ張り出して、レジに向かった。
お宝だ、この一冊。

