夕暮れ近い時刻の盛り場で私は前を歩いている挙動不審な青年に声をかけた。

「おい、ちょっと待て」

青年は逃げる。

「逃げるな、私は刑事だ。止まれ」

持ち物検査をし、怪しいお金が出てきて、一応預かることにするが…

レストランの一室を借りての取り調べでわかったこととは…