エヌ氏は12階の一室に住んでいたが、借金で間もなく夜逃げしなければならない状態だった。

「宝船が来てくれたらな…」

つぶやくと、それが叶った。望みをひとつの叶えてくれると言われ、悩んだあげく…

結果、エヌ氏の当初の悩みは快勝されたように見えたが、それが幸せかどうかは…