まわりの友達の旅行ラッシュを
目にして気持ち的にも落ち込んでしまって
家の中で静かに
ぼーっとして過ごしていました。
周りの楽しそうな人がうらやましくて
眩しくて、私もそんな時間がほしい。
私は育休中で仕事もなくお金も稼げず
人との関わりもないまま
毎日毎日
赤ちゃんにミルクをあげて
オムツを変えて
夜も何回も起きてミルク。
子供を産んで3ヶ月。
私は毎日何をしているんだろう
自分の存在意義は
子供を育てることしかないのか?
などと頭の中をグルグル。
ちょうど色々な疲れも出てきていた頃でした。
日帰りでもいいからどこかで
息抜きをしたい気持ちでした。
「とこちゃん😀おいでー!」
とソファーまで抱っこで運ばれて
「まだ13時だしさ?😊
これからどこか行かない?☺️
この前とこちゃん、
アサイーボウルが食べてみたいって
言ってたでしょ?😀
どこにあるの?
一緒に行ってみよう(* 'ᵕ' )☆」
と、隣の市まで運転して連れて
行ってくれました。
そして運転中、旦那がこんなことを。
「とこちゃん?
子供のために少しでも多くお金を
残してあげたい気持ちはよくわかるけど
じゃあこれで俺が5年後死んでました
ってなった時、ただお金を貯めておくより
家族旅行とか思い出作りに使えば
よかったなって思うんじゃないかな?」
と。
たしかに。
私は幼少期、ど貧乏で育ったので
"お金は常にあるもの"と思えず
"いつか無くなってしまうかもしれないから
大事にとっておかなきゃ"
という思い込みが強いのです。
旅行に行ったら大金を使うことになる。
私にとってそれはとんでもない贅沢であり
楽しい思いをする嬉しさと同時に
大金を使うことに「恐怖心」すらあります。
でも旦那の言葉で思いました。
私は早くに母を亡くしていますが
一緒に行った旅行の思い出は
「非日常」だったからか
よく覚えているなと。
母はお金がないなりに
安くってボロボロの宿ではあったけど
ゴールデンウィークの思い出にと
旅行に連れていってくれたな。。
そしてその思い出は
いまだに私の中で生きている。
大切な人がいなくなっても
思い出は心の中で
生き続けることができるんだ。
と思いました。
そんな「家族の思い出」のためなら
年に一度くらいの贅沢は
してもいいのかなぁと思いました。
旅行に行く=大金を失う
ではなく、
旅行に行く=家族との思い出を買いに行く
と考えた方がいいのかもしれませんね🤭。