退園を決めた日…

最初に書いたように
次男は日本に二人しかいない
疾患で、大発作を起こしたときは
呼吸も止まってしまいます

なので幼稚園に入るとき
面談に面談を重ね
入園を決めたのですが

ある日
用事があって園の近くまで来たので
園庭を見てみると
加配の先生がついているはずの
息子が
たった一人で
園庭で、遊んでいる!!

いつ発作が起きるかわからないから
絶対先生がついててくれる
約束だったのに

ましてや
園の方から
園庭での死角になる場所の説明が
あって
「お母さんこういう場所には
絶対行かないように加配の先生が
ついてるので安心してください」

って言われたのに!!!



一人やん!!!!
大人どころか
子供も数人しかいない
園庭に1人…
柵の外から次男の名前を呼ぶと
笑顔で
「まぁー!!」
って手を振る

涙が出てきた
園を信用してたのに
いっつもこの子は一人で遊んで
いたのか

ごめんね
そして何もなくて良かった 
死角で誰にも気づかれんで
発作で倒れたりしてなくて
ほんとに良かった

これが退園を決めた決定打
だった

本人が笑顔で行ってたから
楽しんでるように見えたから
この子の行く場所を減らしたく
なかったから言い出せなかった
退園という一言

行く場所なんか探せば
きっとあるよね

明日園長に話そう

この日はこのまま連れて帰った