■爽やかに揺れる紫の菖蒲の花に初夏の風が吹き渡ります…2017年3月3日明治座で🌸【歌手生活30周年】の集大成【藤あや子特別公演】【明治一代女】に【特別出演】された歌手🌸三山ひろし君!三山君の役は藤あや子さん役の【お梅】の弟役【武彦役】で登場!確かな演技で熱演!凛々しい弟の【武彦】は観客を魅了しました🌸この【明治一代女】は実際に起こった事件をモチーフに作家☆川口松太郎さんが劇化されました。小説家川口松太郎氏は【第一回直木賞】受賞作が昭和11年初版【明治一代女】でした。


■一つの事件が僅か50年の間に3三回も劇化されました🌸浜町河岸の売れっ子芸者15才で新橋から芸者に出た🌸【花井お梅】が幾つかの花街を…転々とした後、浜町河岸で芸者の身の回りの世話をする【箱屋】の峯三郞を殺害し無期徒刑と成りました。四十才で釈放されたお梅は🌸自分の犯した罪を芝居仕立てにして地方を回ったり、店を開いたりしましたが、いずれも長続きせずに53才で世を去りました…🌸


■美しい芸者【お梅】は藤あや子さんが演じられました。

多くの女優や歌手が上演されましたが🌸恐らく川口作品の中では最も上演回数が多い作品ではないかと思われます。


■お梅の弟【武彦】役で登場の三山ひろし君!2月にリリースして、ロングセラー中の【男の流儀】のCタイプが登場!三山ひろしにとって一番男らしい楽曲と成った【男の流儀】で、歌手としても貫禄が出て来ました…🌸

カップリングの【雪に散る】は藤あや子さん特別公演の劇中歌。男の流儀の真逆の女性らしい曲!演歌というジャンルは、いかに男らしいか、



女らしいかが…平成の世でも重要に成って来る。そうした意味で、三山君の歌唱は輪郭がくっきりしていて表現力が秀逸なので、演歌の歌い手として最重要な宝の一人であるのは間違い無いと…🌸
今回ジャケットも麗しく三山君を通して日本の美の原点を感じたい…。そしてカップリング曲は三山ひろし君の真骨頂である情感を込めた歌唱が際立っています。明治一代女の芝居を盛り上げるには相応しい哀感に満ちた美声を聴かせてくれます…🌸益々進化する三山ひろし君の歌唱力!に期待が集まります。

そして【6月9日】は作家☆川口松太郎氏の御命日に当たります。劇中…死出の旅に出る…

【お梅】に降りかかる雪~雪~雪の中…三山ひろし君の…【雪に散る】の曲が艶やかに歌われます…哀愁を含んだ雪に散るは涙😢涙😢のエンディング曲と成りました…🌸

■美しいお梅の最後を飾る劇中歌【雪に散る】は大団円、最高の曲と成りました。
当日に想いを馳せ乍ら…哀愁歌【雪に散る】を又、聴きたく成りました。


■本日6月9日は【明治一代
女】の原作者で直木賞☆第一号受賞者🌸川口松太郎氏の御命日に当たります。御冥福を心より御祈り申し上げます。
■御覧戴きました皆様…有り難う御座居ました…🌸