■日本の歌謡界に燦然と輝く金字塔を打ち立てられた国民的歌手☆三波春夫先生が…心血を注ぎ創作された長編歌謡浪曲❗作品の魅力は勿論、古来より語りに着用される日本古来の正装の持つ格調❗品格❗日本ならではの素晴らしい文化と共に厳粛なる舞台の魅力に引き込まれて行きます❗

長編歌謡浪曲に見る古式ゆかしい紋付袴の男子の正装は古典文化の象徴と言えます。
落語~講談~浪曲…と並んで長編歌謡浪曲での紋付袴姿は

日本の【雅】とも言える美しい和の持つ世界観でしょうね…。

脈々と伝い継がれて行かれる文化…その格式ある長編歌謡浪曲の演者であり三波春夫先生を心の師として慕う歌手の三山ひろし君❗

その…明快な語り口、美しい所作…凛とした佇まいは三波春夫先生を彷彿とさせて下さいます。
数々の、素晴らしい演目と共に…其の御衣装の素晴らしさに感慨も一入でございます。


■最近の【新・BS日本のうた】より…

演目☆真山一郎【刃傷松の廊下】❗

鮮やかな薄浅葱の着物に月白の袴❗
気品漂う正装は作品と共に舞台の華ですね…🌸


■そして…

【三波春夫忠臣蔵】の悲劇の序章…【あゝ松の廊下】❗

茶の紋付きに~白地に金糸の亀甲花菱文様の格調高い伝統文様の袴❗気品溢れる素晴らしい正装ですね😃

赤穂藩主【浅野内匠頭長矩】の悲劇❗喧嘩両成敗を掲げた

幕府裁定の不平等への怒り😡

そして即日☆浅野内匠頭は切腹❗残された浪士が…仇討ちに賭けます。


■東海道!鳴海の宿で立花左近は本物と鉢合わせ❗

然し荷物に染め抜かれた家紋に全てを察する左近、【元禄男の友情 立花左近】に観る渋い着流しの【長編歌謡浪曲】です。
■黒字の紋付に花唐草文様の着流し❗三山ひろし…キリリと眉目秀麗です😃

■そして…討ち入りの日を迎えました❗
本所松坂町へ…ひた走る赤穂浪士47人【長編歌謡浪曲】新しい演目の…
【その夜の上杉綱憲】を☆三山ひろし君が熱演しました。
実父…吉良上野介が…襲撃の報に接し直ちに軍勢を引きいて出馬しょうとした綱憲がいた。父の命の瀬戸際を何で此の儘見過ごそう❗
走り出て行く玄関先❗日比谷の館、まさに出でんとした時に…殿しばらく、しばらく❗馬のくつわをしっかりと押さえた人は誰あろう上杉随一、知恵の袋とうたわれた家老上席千坂兵部その人なり。
ここが我慢のしどこれじゃ。
あなたにはあなたの務めがござる❗上杉15万石の名家の為に泣いて止めた千坂兵部。
軍勢まとめて繰り出したなら最早引くに引けませぬ!正に天下の一大事、後の咎めをなんとする、歴史に残る上杉の家名を潰す綱憲様は愚か者よと笑われましょう。儂の言葉が無理ならば切って出陣遊ばせと血を吐く思いで諌める千坂 。 
その一言一句が磐石の重みと成って胸を打つ。
【兵部解った。皆の者、各々持ち場に帰り指示を待て。千坂よ仏間に御法燈を灯せ…天
下に恥をさらしたて父は父。
余は独り静かにあの世へ旅立ちなさる父上の御冥福を祈ろう。千坂の爺よ大名の子は辛いう…。】

光沢の美しい浅葱色と瑠璃紺の暈しが綺麗な文様の紋付…白地に亀甲花菱文様の凛々しい袴姿。垢抜けた配色がぴったりと似合って…見栄えのする素晴らしい舞台と成りました✨✨

■最後の長編歌謡浪曲は…最近心に想いあふれる素晴らしい演目がありました。





「殿、 御無念で御座りましたろう。殿が家督をお継ぎ遊ばしたは御年九ツの時、その頃内蔵助も家老の重を承わった私は十九で御座りました。
それより数えて二十何年勿体無き事ながら吾が弟とも我が子とも想い参らせて、お育て申しました。
殿、内蔵助が江戸におりましたなら、貴方様の口惜しさもお慰め出来ましたものを。
…何時ものあのお声でこの内蔵助をお叱りなされて下さいませ」




黒の紋付‥縞の袴…正装の三山ひろし君❗品格がありますねぇ…赤穂城での内蔵助が…浅野内匠頭の無念の死を悼む言葉が胸を打ちます。
(抜粋してお届け致しました)

■様々な演目の【長編歌謡浪曲】を格調高い御衣裳と共に御覧戴きました。
有り難う御座居ました🌸🌸