朝起きたポジティブさん

一応母上に報告
くそ怒られる



「あんたいつもぽーっと
してるからよ!」


確かにポジティブさんは
だらしない
年中忘れ物をしているし
実際に財布の中身に関しても
無頓着である


こんぐらい入ってるなーぐらいの感覚


しかしながら母上
今回はきちんとダイヤル式のロッカーに
カバンをいれている





犯人を怒ってくれと心で思う



当日出勤した6時すぎ
ヘアメイクにはいり、その場で500円を払う

そのときにも
千円札で払ったポジティブさんは
財布に4万はあったのを確認している



仕事が終わった1時すぎには
ロッカーに入っていたカバンの中の
財布の中身の3萬円が
忽然と消えたのだ


なぜ1萬円残しておいてくれたのかは
もうよくわかんねえ



確かにここ1週間
スロットで勝っていたわりには
お金が減っているっていうのが
続いた


ポジティブさん珍しく
飲みに行っていない日々を
過ごしていたのにも関わらずだ


だけどまわりを疑うほど自信がない
ポジティブさん

とりあえずだまっていた



しかし
どんちゃん明日打つでー
というきっかけが
たまたまポジティブさん自身が
財布の中身を把握することになる





やはり今までもお金がなくなっていたのは
第3者なのは明らかと
確信したのと同時に


まさかあたしが被害者に
なるとはなああああ!
うそやろおおおおお!
やべー!みんな3万だけど
大事になってすまん!
とわけわからん気持ちになったという
(ポジティブさん談)




事件は進展しないまま
ただ仕事場では
重い雰囲気が流れる




つづく(^〇^)プギャアー










とにかく適当なやつがいる


毎回携帯を水没させたり
忘れ物は当たり前
話はほとんど聞いていない
無駄にポジティブなあいつ




だから
カバンの中身さえも把握なんて
していない
もちろん財布の中身もだ



きっとあいつなら
気づかないだろう
平和ぼけしてるから




プギャアー(^〇^)


8月某日

「おつかれー」
「おつつー」




仕事おわりの更衣室
みんなそれぞれ着替える

そんなときポジティブなあいつが言った


「明日はどんちゃん新装だよー
ひっひっひ出してやるぜえ」


その日の日払いをしまうため
財布をあけるポジティブ


「あー盗まれたー」



一瞬にして空気が固まる更衣室

誰もがきっと

いや
おまえ絶対勘違いやろ
と思う


彼女の財布からは
綺麗に3萬円が消えていた


彼女はその時思ったという


(おい どんちゃん打てねえわー)



そんな思いとは別に
まわりのメンバーは

「警察いれましょう!」

と意外としっかりしている



一気に雰囲気が悪くなる更衣室


ポジティブさんの証言

「いやー最近よく金なくなるなーと
思ってたんやよねー
自分で使ってるのかなーそれにしては
めちゃへってるなーって」

まさに適当



警察と鑑識到着


みんな粛々と指紋とり
初体験なもんで静かにテンションあがる一同



ポジティブさん事情聴取の為
個人的に更衣室に呼ばれる


ポジティブさん
「ねーねーねー
犯人みつかりますかねー」


ポジティブさん完全に飲み過ぎていたのと
いらいらで適当な感じ

警察

「こればっかりはなんともまだ
言えないけど僕たちも捕まえるの
仕事だからねー」


ポジティブさん
「ほえー」


警察
「ところで実際に怪しいとか
疑わしい人はいないの?」

ポジティブさん
「いやーみんなお金が必要で
働いてるわけだから
なんとも言えないですわー」


警察
「妬みとか恨みとかそーゆーのは?」

ポジティブさん
「基本平和主義でやってきましたから
自分じゃ気づいていないだけ
かもしれないし
わかりませんよー」


警察
「ところで夏って店こんでんのー」

ポジティブさん
「混んでるときもあれば
ひまなときもありますわー」

警察
「指名とかあんのー」

ポジティブさん
「くわしくはご来店したときにー
お待ちしてますー(棒読み)」




っていう終始和やかな時間を
過ごした





従業員全員が朝の3時すぎまで
協力してくれて
とりあえず解散


一体犯人はいずこ(´・ω・`)?




つづく