四月も半ばを過ぎ、棚田には水が引き込まれ田植えの準備が進んでいます。

木々は新緑に包まれ、さわやかな風が通り過ぎてゆきます。

柴犬の姫と歩く山裾の道は今が一番美しい季節です。

さくら、こぶしの花が散り、まもなく薊、ウツギの花が咲き始めます。

しっぽを揺らしながら前を歩く姫の背中は実に楽しそうです。

いつもの年より早く植え付けたジャガイモの芽カキ、追肥、土寄せも終わりました。

今は、なすび、トマト、メロンなど夏野菜を植え付けています。

子供にも送ってやるためいつもの年より多めに作ります。

このところ猿も来なくなったのでトウモロコシ、ミニカボチャの種もまきました。うまく収穫できるかな?

コロナウイルスの影響で電車通勤を避け、自宅で事務的な仕事は片付けています。

おかげで畑仕事がはかどっています。

これを機会に仕事の進め方を考えるつもりです。

思えば、東日本大震災、原発事故と大きな災害があり、いろいろ考えてみたはずなのにいつの間にか元の木阿弥で流されていました。

「ぽつんと一軒家」を見ていると、昔の日本人は粘り強く勤勉に働き、身の回りの自然、海や山、水や田畑を大切にしていたのがよくわかります。

せめて子供や孫たちに、今よりもう少しましな自然を残してやりたいものです。

幸せとは、豊かさとはどんなものなのか考えるいい機会にしたく思います。

 

公庄工房は、新型コロナウイルスへの対処のため事務的なお仕事は滋賀県の自宅にて行います。

お荷物、お手紙は下記の住所にお願いします。

520-0514 滋賀県大津市木戸670-7 公庄 工房、公庄 武雄 宛

メール、お電話は今まで通りです。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。

お仕事をお願いする各工程の職人さんは、皆さん京都市内在住の方々で、ご自宅で仕事をされています。

お仕事は今まで通りお願いしています。