「……う、うぅん…」

目を開くとそこには低い天井

小さな電球が弱く光っていた

「こ、ここは…」


ルイ「よかった…大丈夫みたいだね」

「た、建物…」


ノブ「あぁ、ついたんだよ」



4T「オオサカイだ」



第10話~そうだよ~



光の雨以降、国からの復興援助などは全くなく

帝国心臓以外の都市は自らの力で復興していくしか方法が無かった

オオサカイもその一つであり自らの力で都市再建を目指していた


ノブ「しかしまぁ…なんと言うか」

ノブ「帝国って言えないですよこんな状態」

ルイ「中心部に力を一点集中って感じね」

ノブ「これじゃあ名も無き民の言い分も分かりますよ…」

「ぼ、僕…どうしてこんなとこに…」

4T「あそこのヤブ医者が助けてくれたんだよ」

?「あぁ?誰がヤブ医者だばかやろー」

静かにタバコをふかす一人の男が光の当たらない暗い場所に腰かけていた

?「俺はこの診療所に勤めてる男だ」

ノブ「ほんとに助かりましたよ、この子を助けるだけじゃなく泊めてくださって」

?「ただの客だったら泊めねーよ…お前らとそのガキ…」

ノブ「ノブって呼んでください」

ルイ「ルイです」

4T「4Tだ」

ルイ「そう言えば名前…」

「U-58…って呼ばれてた…」

4T「じゃあ…ユウだな♪」

ユウ「ユウ…ユウ…」

ノブ「なんだか嬉しそうだな」



4T「とにかくおっさんが砂漠にいてくれて助かったわ」

ノブ「しかしなんで僕達を…」

?「帝国の人間と最期の子は切っても切れない縁だからな…ほら」

男は立ち上がると明かりの下にノソノソと歩み寄った

顔が現れたとき4人は絶句した

?「マスクとサングラスの下はこんなもんだ」

男の顔の左半分が壊れていた

左目は無くまぶたを縫われていた

口はまるで口紅を左に大きく引いたように耳元まで裂けていた

「俺はR、元帝国心臓医療班班長及び」


「最期の子誕生計画の責任者だ」


ユウ「最期の子…」

ルイ「誕生計画…」

R「ガキは最期の子だってのはもう知っている、だから助け方も分かる」

ノブ「それって…」

R「そうだよ…光の雨以前に日本中に流れた[あのチャンネル]によって集められた15人の人間達によってそのガキは造られた…」

4T「あのチャンネル…」

ユウ「じゃあ…」

ユウ「じゃあ…僕を造ったのはあなたなんですか?」

R「あぁ、間違いない」

4T「てめえらのせいで…」

4T「てめえらのせいでユウがどれたけ苦しんでるのかわかってんのかよ!!」

R「分かっている…だから俺は帝国にはむかった…そしたらこのザマさ」

ノブ「帝国のゲスさがどんどん出てきますね」

ルイ「よくあんなとこにいれたわね、私たち」

R「俺達はあのチャンネルに記されたメッセージを読み取ってしまいそれが奴等に知られてしまったんだ、そして監禁された」

4T「あのチャンネルに記されたメッセージ…」

R「とりあえず今話せるのはそれだけだ…」

ノブ「今回ユウが倒れたのは能力の使いすぎによる内部機器の破損って言うのも」

R「あぁ、開発者だからこそ分かることだ」

4T「あれは死んだと思ったぜ」

ユウ「すいません…」

ルイ「とにかくその事を伝えたくて私達を助けたのね」

R「そう言うことになるな」

しかしRは何か言いたそうな顔をしていた

ノブ「どうかしたんですか??」


R「お、おう…あと、お前たちに頼みたい事があるんだが」

ルイ「頼みたい事??」

R「あぁ」



R「俺の左目を取り返してくれないか?」








4人「……………え?」


続く


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あっ

ちょっとまって

それ明日持っていくやつ

うん







君の笑顔

まぶしいよ



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