ちびっ子倶楽部。


部屋に来ると真っ先に向かうは
食事ブース。


こちらも先手を打って
親玉たちの食べ残しを片付けるのだが
少しばかりパラパラとこぼれている拾い食い。
(ワザと拾わないでいる)
お掃除隊なのだ。










それでも

叱られると思い近づくと後退り笑










ちびっ子倶楽部は

主人の後をどこでも着いてくる










それどころか

歩く方向に来るので

転びそうになる




そうだ…




その感じ……。




タローだ。







そうだった



いつもいつも部屋の中を着いて周り

脚の向かう方向に出てきては

踏んづけそうになる感覚


そして

困って笑ってしまうこの感じ




少しうっとおしくて

可愛くて

時には困ってしまうあの子





あの子が去ってから

日常からこの感じが無くなって

しばらくは着いてこない寂しさと

戦っていた。


邪魔をされない寂しさと戦っていた。



あれから2年が経って


いつの間に現状の環境に慣れてきていたんだなぁ。




でもそれはタローを

忘れたのではなく居ない日常に慣れてきただけだ。


そうゆうものなんだなぁー。




生きていれば今月で6歳だった。



毎日毎朝、線香とお水は欠かさない私の日課。







そんなタローと過ごした毎日を

ちびっこを通して懐かしむ。



そんな事もあったなぁー。