自宅療養中だった母

食事は少しずつ

普通の人の3割程度だけど

お寿司やうなぎや果物など

美味しいと思うものを

少しずつ食べていました

お風呂は私が支えながら入って

トイレも何とか介助して行けていました

11/8ヘルパーさんが見守ってくれてた中

デザートのキウイを喉に詰まらせ

在宅での吸引は取りきれず

誤嚥で入院

それからは日に日に衰弱し

食事は全く摂れず

痛みやだるさが増し

麻薬や睡眠剤が

増えていきました

それでも家に帰りたいって

訴え続け、帰れるようみんなが

準備を進めてました

でも、叶わぬまま

11/18呼吸状態悪化

家族皆集まり、関東の兄も間に合い

11/19大好きな御風呂に入れてもらって

ほんとに安らかな顔で

眠るように

息の間隔が少しずつ空き

息の深さが少しずつ弱まり

いつ止まったか分からないくらい

静かに逝きました

不思議と涙は出ず

良かったねと思いました

死ぬって、こんなもんなんか

さほど恐くないな

って死生感が変わりました

死ぬときは苦しい時間はなるべく短く

皆思うけどなかなか難しい

人間すぐには死なない作りで

コロッと逝かせてくれない

とりあえず、49日まではお母さん

近くにいるのかな

不思議と全然怖くない

逆に出て来てほしい

そう、死ぬことは恐くないのだ