ふと気になっていたマンガ
「傘寿 まり子」
めちゃコミック 作者おざわゆきさん


読んでみました


ぎゅっと胸が締め付けられたセリフがあったの


4世代で暮らす家族が
家のリフォームの相談をしていた
おばあちゃん抜きでね


その家は、
亡くなったおじいちゃんが建てた 大切な家
でも、人数が増えてきた家族には
手狭になってしまったの


その新しい家の設計図には…
おばあちゃんの部屋がなかった


家族みんな
おばあちゃんが嫌いなわけではなくて


ただ、自分たちの生活を考えると
どうしてもおばあちゃんの部屋のスペースがない
それを言い出せなかった。


そのことについて話していた時
家族で言い争いになってしまった
おばあちゃんのこと、
邪魔な訳じゃないと言いながら


それを、偶然おばあちゃんが聞いてしまう


そこに、女学生時代の親友の
ショッキングな死とお葬式が重なって


おばあちゃんは、家を出た


ショックなおばあちゃんだけど、
至って冷静だった
80歳の大冒険

傘寿まり子 1巻より
 

初恋の人に出会って、同棲が始まったり
声が出なくなってしまったネコを拾ったり
 

若くない人の同棲という現実は
色々な切ない出来事もあったり



そんな中、家族に向けた言葉で
印象的だったセリフがこちら。↓
(正確ではないかもです)




『僕たちは好きで年寄りになったんじゃない。

 生き続けてたら年寄りになって

 その先にある 
     死んでても 生きてても
 どっちでもいい存在の自分に 

 なりたくてなったんじゃない』




『迷惑をかけるつもりじゃなかったの

 自分でも辛いの

 どうせこの先長くない人間なのに

 まだ生きててごめんなさい』





介護なんて仕事をしているけれど
いつも、その方の気持ちに
少しでも近付きたいと思っているけれど


介護のプロとして
一番忘れてはいけないのは

”相手の本当の気持ちは、
分からない。”

ということなんだと身が引き締まる思いがした。


そんなことちゃんと知ってたり、
分かってたりするよねぇ
 

うん。でも、
”分かったつもりになっている”
ってこと


結構あるあるだよね
って、自分に向けたハナシでした照れ


     猫しっぽ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫あたま



認知症とか、歳を重ねていくこととか
誰もが通る道だと思うんです。

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