ホテルの朝食は微妙・・・

 

2日目の朝、ホテルで朝食をとりました。

 

朝食はバイキング方式で、パンからおかず、サラダにフルーツ、ドリンクとなんでもあるのですが、どれを食べてもあまり美味しい!とは言えませんでした。(昔ベトナムに来たことある夫が、ご飯があまり美味しくない、と言っていたのはこのことか、と思いました。でも、これ以外のほとんどのベトナム料理は美味しかったです)

 

ベトナムのコーヒーは、この後もどこで飲んでもなんだかとっても濃くて粉っぽくて、ダミッとしていました。

 

軽めに朝食を済ませた後、部屋に戻って、その日の午後に待ち合わせのある時間まで何をして過ごそうか、Googleマップを見ながら考えました。

 

ホテルからもう少し西の方に、旧ハノイ市街と大きな湖があって、そこへ行ってみよう、と思いました。

 

タクシー代込みじゃなかったのね

 

チェックアウトをする時に、タクシー代を払って、と言われ、え?サービスじゃないの?と思ったけれど、有料だったみたいです。

 

ベトナムドンで540000VND、日本円にすると3,000円近くです。

 

高い〜!!と思ったけれど、空港からホテルまで私一人のためにドライバーを雇って高速道路使って40分、荷物も上げ下ろししてくれて3,000円なら、安いものだ、と支払いました。

 

宿泊代とほぼ変わらんやんけ^^;

 

そんなことなら、お迎えは断ってやっぱり自分でバスを利用すればよかったかも、とも思いましたが、スムーズな移動には感謝しなくては、ですね。

 

このことがあったので、ホテルを出たらすぐにGRUBのタクシーを捕まえようと思っていましたが、ぼったくられるのではないか、と少々不安になってしまい、

旧ハノイ市街まで、自力で歩くことにしました。

 

大して距離はないのですが、大きなバックパックを背負っているので、なかなか疲れます。

 

コンデンスな国、ベトナム

 

湖に着くと、フルーツ売りのおばさんがカラフルなフルーツを山のようにカゴに乗せて売っていました。



 

きれいな色に目を奪われて、そのフルーツをミックスで注文し、

 

湖畔のベンチに腰と荷物を下ろして食べました。

 

おばさんがかけてくれた、ベトナム特有の食べ方であるらしい塩とスパイスをかけてくれたのだけど、それが大量すぎでフルーツの味があまりわからなくなってしまい、ちょっと残念でした。

 

断ればよかった・・・でも、断る暇もないくらい薦めてきたよなぁ。

 

しかも、ちょこっと端っこに添えてくれたら、つけたりつかなかったりして食べられたのに、

 

袋に入れて全部のフルーツにまぶしてくれちゃって・・・



 

なんだか、ベトナムって、コンデンスな国だな、コーヒーも濃いし、だからなのかコンデンスミルク入れるし、道も混んでるし、

 

フルーツにこんなに味付けちゃうし、

 

「疲れる〜」

 

2日目の午前にして既に疲れる私。笑←まだハノイしか見てないのに。

 

私の旅のこだわり

 

でも、午後の2時の待ち合わせまでまだ時間がありました。

 

長男に、買えたらベトナムの楽器買ってきて!と言われていたのを思い出し、旧ハノイ市街で楽器屋さんを探すことにしました。

 

そのまえに、しばらく休んでから。と思うも、

 

湖畔のベンチで休む間も、ひっきりなしに物売りのおばさんが近づいてきます。

 

あかん、ここもあかん。と、席を立ち、

 

気を取り直して旧ハノイ市街を歩きました。

 

旧ハノイ市街の街並みも、美しく、活気に溢れていました。

 

たくさんのヨーロッパ系、アメリカ系の観光客が、浅草で見るような人力車やツーリスト向けのカートに乗って市内観光をしていました。

 

「あんなもんにのるもんか」と、なんの意地かわからない意地で、私は絶対にその列には並びませんでした。

 

いわゆる「観光客」に、なりたくないのです。

 

私の今までの海外旅行の全て(全てと言いたいが一度だけ母と行ったハワイはそうではなかった)が、いわゆる観光旅行、ではありませんでした。

 

毎度、語学か、国際協力か、ダンスを学びに行く旅で、各国に深い思い出を作ってきたというちっぽけな自負が、

 

ガイドブックに載っているような観光客の行く場所やツアー、お金を出せば誰でも乗れる手軽な乗り物に乗りたくないという

 

本当にどうでもいい(けど大事なの)信念を作り出していました。

 

(その時の心の声)「はやく、ぼったくられなくなるくらいここの国に馴染みたい。」

 

(これを書いている今の私)「けど、あんた、まだここにきて2日目やがな。しかも初めてやし。そんなでかいバックパック背負っとったら無理やで」

 



 

 

でもね、このあとちょっと楽しいことが起きちゃうんだよん♪