注射の追加などもありながら、無事に採卵日を迎えました。
私の場合チョコレート嚢胞があるため、強い抗生剤の点滴もありましたし、麻酔適応でもありました。
ああ・・・いつかも書きましたが、麻酔は好きです・・・ほんと。
あの強制的に落とされる感覚・・・癖になる・・・。(今思い出して欲してます。)←ヤバイ奴。
緊張の中手術台に横になり、看護師さんに励ましてもらいながら(心拍数が上がったため)、無事意識を失いました。
ですが、なんと採卵の際に私起きてしまったのです!
鈍い痛みで目覚めた瞬間にこう口走っていました。
「チョコレート嚢胞は大丈夫ですか」
「卵は取れてますか」
相当な不安だったのでしょうね。本当に。(当時の自分に同情しております。笑)
看護師が
「目覚めてしまったね~。薬追加しますね。」
と言ったあと、またすぐに眠りにつきました。
「●●さん!!!!ベットへ行けますか??」
この一言で起きました。
私は、意識が朦朧としてはいたのですが
「はい!」
と気丈に返事をしました。
酔っぱらっているのに、酔っぱらっていない!と強がるようなそんな感覚です。(笑)
ぼーっとしたまま、看護師を口説きました。←おい。
「看護師さんは本当に美人ですね。素晴らしいですね。」
朧げにこんなことを言ったのを覚えています。
恥ずかしい。
本当に酔っぱらいのような状態だったのだと思います。
【採卵結果】
12個採卵
(最初に採れる数は4個くらいとの診断でしたので、実際に採れたのが12個だと言われ驚きました。)
授精結果
7個授精
分割胚(初回のため、保険)
1つ凍結
胚盤胞
3つ凍結
こちらのクリニックの卵子の評価はABCなので、皆さまのような 「3BB」のような評価ではありません。
3つの胚盤胞、分割胚ともにBかC判定でとくに良好な胚ではありませんでした。
´(ダッシュ)がつくとより評価が下がるのですが、1つ以外すべてついていました。
ここから移植になります。
移植すれば何となく50%は妊娠できるようなデータでしたので、数は十分だと思いました。
私は人生で一度も着床にもたどり着いていません。
陽性の検査薬など見たこともありません。
ですが、不妊治療をしてきた3年間
12か月×3年=36回
毎回5回以上の検査はしたので
36回×5回=180回以上
検査薬をしてきたことになりますが、一度陽性になっていないのです。
毎月、薬を服用&注射で排卵日を特定したタイミング法を12ヶ月
チョコレート嚢胞の手術前と手術後の人工授精5回
その他、通常の夫婦生活
上記の治療で化学流産の経験もないということですから、希望もへったくれもありませんがな。
移植をすれば、初めての陽性を見ることができるかもしれない。
持ち前のネガティブさから、ほぼあきらめてはいたものの、心の片隅で期待している私がいたのです。