『営業現場からの実況中継』
(怒りの鉄槌!!)

今日は、私のメンバーに怒りの鉄槌!を
落としました。(以下やり取りです)
(K=ワタシ S=メンバー)

S:マネージャー!明日のメインイベントは、半年前に
 提案に行った客先から、連絡が入った案件です。
 良い話になるので頑張ります!

K:いいねー!で、何て連絡が入ったのよ?

S:『半年前に見せてもらった機械の件だけど、
  その件で検討出来そうだから、ちょっと来てよ!』
 って連絡が入ったんです!
 なので、他の予定を変えて、そのお客さんの所へ
 行ってきます!期待して下さい!!

K:(パッキィーーーン!
  この時点で、かなりお怒り・・)

 ふーん。で、売れそうな確率はどの位なのよ?

S:かなりの確率で行けると思います。半年前も
 良い所まで行ったんですが、色々あったみたいで
 結局話しが流れたんですよ。
 そんな話があった上で、今回引き合いを貰えてる
 ので、私の提案はやっぱり評価してもらえています!

K:もう一回聞くぞ!
 売れそうな確率はどの位なのよ!?!?
 (体温が約4度アップ!!!)

S:8割くらいの確率で、イケると思います!!

K:8割、と言い切る根拠は?

S:以前の提案からしばらく経っての引合ですから、
 私の経験上、8割以上で売れる!と思ってます。

K:(パッキィーーン!!!)何ぃぃいいい!!
(⇒以降15分間、大惨事が勃発!!怒りの鉄槌が落ちる!
  これ以降の詳細は、ココには書けませーン!)

続きは後日!!

私の導火線に火をつけたのは、上記のやり取りで
どんな事だったのでしょうか?

これは、売れる営業マンと売れない営業マンを
確実に分ける線引き、となる内容です。

皆さんなら、どんな打ち手、を講じますか?

さぁ、みんなで考えよぉぅーーー!!!!

(私からの、“復習問題”でした)

営業現場からの実況中継②

さあ、前回のパートでは、訪問前報告にて、S君は私の怒りの導線に
火を放ちました。その後の大惨事は。。。。

以下はセールス、営業をする人は勿論、ビジネスを進める上でも
私が勝手に重要だ、と思っている事をお知らせします。

私の怒りに火がついてしまったことを挙げていくと、

①”ちょっと来てよ!” の “ちょっと”って何だよ?
②(S君の)“売れる と思います!
  の、”思います”じゃあないでしょ!!

以上の2点に尽きます。

(これ以降は、私の“持論”です。正解や不正解、を言っているのでは
 ありませんので、予めご了承下さい)

①言葉の定義を明確にする
 ⇒この場合は、“ちょっと”の言葉の定義、を明確にしてから訪問すべき
  状況だと思います。
  
  多くの場合、目の前にぶら下がったエサ(=売れそう、と思える話)に
  眼がくらんで、お客の”ちょっと”の中身をないがしろにしてしまいます。

  そうすると、どう言うことが起こるかというと、
  あなたが訪問をしてから、相手が思っている”ちょっと”が分かりますよね。
  訪問してから、この”ちょっと”の中身
  (大抵のケースでは、値段だったり、競合との違いを教えてくれ、とか
   最悪の場合、以前の時点よりも良くなっているのか?なーんて、
   売りに結びつかない内容もあったりする)が分かると、営業マンの
  アクションが、 【後手にまわる】んですね。

  だから、売りまでの期間が余計にかかったり、事前に潰せたはずの障害が
  あったのに、それが後手にまわる事で、障害がより大きくなったり。。。

  ロクな事がないんです。。。。

  そうではなく、“ちょっと” の中身を事前に明らかにしておき、訪問日にお客様と
  “何について話合いをするのか?”を明確にしておけば、
  ⇒その場で契約!と出来る可能性や、
  ⇒障害を最短で、完璧に潰せたり、が出来る様になります。
  
  まさに“ちょっと”した事なんですが、この“ちょっと”にこだわれるかどうか?
  が営業マンとしての成否を大きく分けるポイントで、それは
  言葉の定義を明確にする、という事に尽きるんじゃないかな?と思います。

②事実と推測、の区別が無い=ダメ営業マンの最大の特徴 
 これは私の講座を受けて頂いた方や、私と具体的な物件相談を頂いた方は、
 痛感されていると思います。

 数多くの営業マンを指導してきましたが、事実と推測、の区別の無い営業マンは
 【絶対に売り続けられない】です。これは断言出来ます。

 これに対して、【売り続けられる営業マン】は、この区別をしっかりとつけていて、
 推測が事実であるかどうか?を必ず確かめます。

 この推測が事実であるかどうか?の的中率、なんてどうでもよい問題で、
 この行為そのもの、に意味があるんです。

 効果①推測を事実である、と認識出来れば、想定通りの商談を進められる
 効果②推測が事実でない、と認識出来れば、本当の事実に基づいた最善策が打てる
 効果③事実を確認する行為、を通じて、相手を一貫性の法則に従って誘導し易くなる

 他にもありますが、大きな効果はこの3つです。

 推測という、実態のないものに基づいて進めている商談なんて、
 不確かな物に基づいていますから、
 いつでもどんでん返し、が発生し得ます。

 デキの悪い営業マンは、この推測が事実であるか?を確認することを怖がります。
 デキの良い営業マンは、この推測が事実かどうか?を分からない事を怖がります。

 前者は、見込み客に "いや違うよ”と言われることを、断られた、と誤認識します。
 後者は、見込み客に “いやそれは違うよ”と言われると、チャンス!と認識します。

 なぜなら、違うよ!という相手の発言の後に、『じゃあ本当の所は?』と言って、
 本音や本心に迫れるチャンスを得られる、と分かっているからです。

 場合によっては、意図的に違うことを吹っかけて、“違う”を誘発しておいてから、
 『じゃあ本当の所は?』と敢えて遠回りしてでも本音を探りにいきます。

 もしあなたの進めている商談やセールス活動に、『~と思う』が少しでも含まれている
 ならば、要注意です。クセづく前に叩き潰しておく必要があると思います。

たった1つの事例ですが、《再現性ある成功》へと導ける商談プロデュースのポイント、
が詰まっているんじゃないかな、と思いました。