今回は「土星回帰」について学びたいと思います。


 

土星の公転速度が約29年のため

誰でも、29歳前後にT土星がN土星とコンジャンクションになります。

このことを「土星回帰」=「サターンリターン」といいます。

この「土星回帰」も人生の中では重要なアスペクトと言えます。

 

「土星回帰」で経験することは、

本当の意味での大人への階段を上るということです。

大人への階段を上るということは、試練のときでもあり

転機を迎えることを意味します。

「土星回帰」では、試練を乗り越えて初めて大人になれることを

土星が教えてくれます。

どのような場面でも、若いから許されてきたことが

今までのやり方が通用しなくなり、頭を打ったり、

壁にぶつかってしまったり、自尊心や自分の価値観が

崩れ落ちるような出来事に遭遇してしまう、

そのようなことが起きやすいのが「土星回帰」の時です。

 

この時期の過ごし方としては、

今までの人生を振り返り、問題点の整理と反省をしながら、
再スタートを切っていくのがいいでしょう。

また、土星は物事の実現と形にする星でもありますので、

長く交際している男女なら結婚するか、

きっぱり別れて別々の道を歩いていくか、

はっきりとした答えが出る時です。

別の見方をすれば、長く勤めた会社で結果が出ず、転職したり

お見合いをして寿退社をする人も中にはいるでしょう。


「土星回帰」で出した答えが、後に来る30代中ごろから始まる

「中年の危機」を左右するでしょう。

また、土星には「コツコツと地道に続ける」という意味もあることから

地道にコツコツと努力してきたことに対しては、

認められたり、結果が出やすい時です。

 

もともとのN土星がハード持ちならば

あまり「土星回帰」を感じない人もいます。

いるる自身、土星がハードなため、「土星回帰」を振り返ってみても

その時期は、土星を意識することもなく過ぎてしまいました。

「土星回帰」の時に立ちはだかる高い壁から逃げたり、

ええ加減にすごしたりすると、

「中年の危機」の時に、それは、とてつもなく大きな壁に成長し、

「ガッツン!!叫び」とやられてしまうでしょう。

 

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輝かしい30代を過ごすためにも、

この時期の試練を真っ向から立ち向かい、乗り越えたいですね。

 

                   いるる。