トランジット海王星がネイタル太陽に重なった時、

アスペクトの影響で「退職」という形で出る人も多いですが

今回のサンプルの人は「父親の認知症」という形で表れました。

 

 

太陽…父親

海王星…認知症

コンジャンクション…吉凶両方

4ハウス…家(5度前ルール)

 

説明しなくてもキーワードだけで出方が理解できますよね💦

サンプルの人は3ハウスでネイタル太陽とトランジット海王星がコンジャンクションを形成していますが

5度前ルールを採用すると4ハウスになります。

4ハウスは家を表すので、だから太陽が父親という意味になったのだろうと思いました。

 

もし、このコンジャンクションが6ハウスで起こったのならば

太陽…自分

海王星…消える(退職)

6ハウス…仕事

になるでしょうし、

 

もし12ハウスで起こったら

太陽…自分

海王星…感染症

12ハウス…隔離(入院)

となっていたかもしれません💦

 

ホロスコープは本当にハウスの影響も加味して読むのがベターですね。

 

今回は、父親の認知症というネガティブな形で出てしまいましたが

意識して星の力を使っていけば、意味を変えていくことが出来たかもしれません。

ただ、この例では父親という自分以外の人物が関わっていたので父親も意識して星の意味を変えていく努力が必要になるかもしれません。

 

自分だけの問題としてトランスサタニアンの影響を受けるのならば、意識して星の持つ意味を変えていくことは可能となります。

 

例えば、

 

太陽…自分

海王星…消える(退職)

6ハウス…仕事

 

ならば意識して星の力を使っていけば下記のように意味を変えることが出来ます

 

太陽…自分

海王星…タロット占い、看護師、ヒーラー

6ハウス…仕事

 

海王星を消す作用として使うのではなくて

海王星を表す職業として使っていけば星の力は消化されます

 

星の力は何もしなければ

ソフトアスペクトの場合は、気が付かないで影響が終わる。

ハードアスペクトの場合は、星の持つネガティブな意味をそのまま受け取ってしまいやすい。

 

トランスサタニアンの影響はとにかく大きいものとなる可能性が高いでしょう。ですので、意識して星の力をポジティブに使っていくことが大切なことなのかもしれません。

 

                いるる